「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

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セーラー服と・・・?

お手伝いの続きです。

「今日1日セーラー服で過ごしてくれ」
左近に頼まれて、綾女はわけがわからないまま、もらってきたセーラー服に袖を通した。
「もうひとついいか。俺のことは先生と呼んでくれ」
「え?先生ごっこ?いやだぁ~、左近たらもうその気なの?」
クッと唇を噛み、目を伏せる左近に綾女は慌てた。
やだわ、この人本気なんだわ。
「いいわよ、のってあげる。そのかわり外に行くときは着替えさせてね」
「ああ」
嬉しそうな左近。綾女はちょっと引いた。

朝食。セーラー服にエプロンをつけた綾女が調理している。白のハイソックスが目に眩しい。
「はいできたわ。左近、ご飯食べよ」
「先生だろ」
「あ、はい、先生、食べましょ」
左近はスーツに眼鏡。先生気取りだ。
「ところで、さ・・先生は何の教科の先生?」
「そうだな。そこまでは考えていない。何か教えてほしいことがあればその先生だ」
「別に今のところないけど・・・とりあえず家のことするから、続きはそれからね」

食器の片付け、掃除、洗濯、布団干し。綾女は手際よく片付けていく。スカートからは時々左近が好む景色が見える。いつもどおり動いている綾女はまったく意識していない。
「ねぇ、さこ・・・先生、シーツ用に物干し買っていいかしら。毎日シーツを洗濯していると干し場がないのよ」
「何でシーツなんて大物を毎日洗濯するんだ。50字以内で言いなさい」
「それ、今しなきゃダメ?」
掃除機を構えている綾女。それでも立ち止まって考える姿は可愛い。
「えっと、毎日、汚れるからです」
「ダメ。なぜ汚れるのか理由も述べなさい」
「えと・・・あの・・・エッチするから・・・」
「どちらがより多く汚すのですか」
「だって、左近がいけないのよ。あんなこと、いっぱいするから。私が悪いんでしょうか、先生」
左近は眼鏡の奥で眼だけ笑った。
「決まり。今夜はその授業をしようか」
綾女は真っ赤になって掃除機を片付けた。

買い物から戻ると綾女は律儀にセーラー服に着替えた。
こういうところが左近が好きなところ。左近はスーツを脱いで普段着だ。眼鏡はかけている。
「スーツじゃないの?」
「しわになる」
「・・・・付き合い悪いんだから」
「何か言っただろ。先生に刃向かうなんて、お仕置きだね」
「言ってません」
「今度は嘘をつくのか?ますますいけない子だね。そんなお口は・・・」
深く唇を重ねる。綾女はいつものように左近の首に腕を回した。左近は動揺して体を離した。
「どうしたの?」
きょとんとしている綾女。左近はさりげなさを装うがぎこちなくソファーに戻った。
「う、嘘をついたらこうしますと言っただけさ・・・ハハハ」
あぶねー。綾女だけど制服だと女子高生だもんな。制服に惑わされちゃうな、いかんいかん。
そして夜を迎える。

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