「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。
戦いの終盤に雲行きが変わり、大粒の雨が降ってきた。服に雨が染み込み、重くなる。「あと一撃で倒す!」「やめておけ、深入りはするな!」綾女は左近が止める…
「終わったな」「ああ、終わった。綾女」振り向こうとした左近の体に異変が起きた。鈍い音とともにゆらりと地面に倒れ、苦悶の表情をしている。「左近、どうし…
春。恋の季節。安土の江藤の丘に、桜が満開に咲きほこる。「こんな感じ?」「そうね、もうちょっと右を向いて」早朝からふたりの女性が桜を愛でている。少…
「いや…」左近の執拗な攻めは、綾女の理性をなくし、体力を奪った。何度も精を注がれ、何度快楽に身を委ねたか。身体はいやおうなく女として左近を喜ばせ、綾女も…
月食が戻りつつある、安土。「これで、おぬしも、女に戻れるな」綾女は首をかしげた。「女ではないぞ?」左近の顔色が変わった。「嘘だろ?あの蓬莱洞…
「綾女」「なあ、綾女」「綾女ー」「なあに?今手が離せないの」キッチンで揚げ物をしている。朝散歩に出て、ふきのとうを何個も採ってきた。山菜も摘んで…
寂しくてたまらない夜がまた訪れる。綾女を庇い、死んでいった左近。「夢にも現れてはくれないのだな」あれからもうひと月になる。真夏の短夜は、まどろみ…
「ふー、やっと着いたね」バスターミナルで、綾女が体を伸ばした。夜行バスを使い、朝方に到着。涸沢でテント泊をする予定。左近は二人分の荷物を降ろしていた。…
綾女の泣き顔。一番させたくない顔なのに、なぜさせてしまっているのだろう。熱かった体が、だんだん熱を失ってきたのがわかる。呼吸がゆっくり、間隔が空き、綾女…
1
2
3
4
5