「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。
「妖刀の使いすぎだ」何度この言葉を言われたことだろう。「大丈夫だ」そう答えたものの、綾女は身体の辛さを感じていた。初めのうちは少し休めば体力は回…
その晩、綾女は熱を出した。里の者は何かと忙しいため、左近が看病することになった。汗ばむ身体を拭く。熱のためにうっすらと染まり、吐く息も熱い。女として…
次に左近が訪ねたとき、綾女は汗をかいており、自分で着替えようと体を起こしていた。「大丈夫か?」「大丈夫・・」言いながら、片手でやっと身体を支えている…
やがて綾女は回復した。病臥していた時に芽生えた左近への淡い想い。時々思い出しては否定する。「戯れに過ぎないのに」左近はいつもどおり皮肉屋で意地悪で綾…
それからの綾女は何となくぎこちなかった。左近は迷いが吹っ切れたかのように熱い視線を送ってくる。「ふー・・・」ひとつの戦いが終わり、綾女はゆっくり湯に浸か…
こんなに素直に気持ちを言えるなんて。綾女は自分の告白に苦笑した。好きだの惚れただの、もう自分には縁がない言葉だと思っていた。だがこの人、左近は難なく…
夜中。左近は目を覚ますと同時に大きなくしゃみをした。「何でこんなに寒いんだ」夜着がはだけ、ほぼ体が見えてしまっている。隣の夜具では綾女が温かそう…
数日後。左近の妖刀はまさに覚醒直前だった。妖刀を知らない者から見るともう十分じゃないかと思えるような輝きだが、左近にはあと一歩だった。全力で戦ったあと、…
ふたりの関係が大きく変わってから、左近の妖刀は覚醒した。我が意を得たりというような勢いで飲み込んでいく。操り手の左近も戦意溢れ、やりすぎじゃないかと思えるほ…
左近が綾女の中に潜っていく。続きはこちらからどうぞ…
ふたりはおずおずと動き始めた。「まずは・・着替えなきゃ」「ああ・・」左近の姿になってしまった綾女は、いつものように自分のタンスを開ける。「おい」…
大晦日。綾女は台所で年越しそばを作っていた。お風呂場そうじを終えた左近が台所に入って熱燗をつけはじめた。「そうじ、ありがとう。もうおそばできるわよ」…
桜が咲く安土山は静かに佇んでいた。「この石垣、変わらないわね。あら、百々橋口からは立ち入り禁止よ。もう」「おい綾女、だからといって柵を乗り越えるんじゃな…
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