「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

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  1. 本当の気持ち
  2. 114 view

本当の気持ち1

冥府魔道が閉じ、あたりには月の照らす明かりと静けさだけが残った。綾女は石垣の上から倒れている左近を見下ろした。「左近!」左近は息も絶え絶えで、喀血した。…

  1. 本当の気持ち
  2. 112 view

本当の気持ち2

綾女は涙をぬぐうと、左近の体を抱いた。「左近、行くな左近!」綾女の心の中に大きな変化が生まれた。私も左近を愛しているのだ。。。今になって何ということだ。…

  1. 本当の気持ち
  2. 153 view

本当の気持ち3

綾女の心が揺れた。左近の皮肉な表情、思いがけない優しさ、熱い唇、力強い腕・・・。綾女の今の想いを左近に伝えたい。左近の腕に抱かれたい。想いはあふれんばかり…

  1. 本当の気持ち
  2. 132 view

本当の気持ち4

・・よいのか?・・綾女は自分の記憶が失われてしまうことに戸惑ったが、それよりも左近に会いたいと言う想いが大きかった。「私は、何をすればいいのだ」「心は決ま…

  1. 本当の気持ち
  2. 150 view

本当の気持ち5

少し離れた場所で綾女は眠っていた。日の光をわずかに顔に受け、閉じた目のふちには絹のような睫が影を落とし、唇はかすかに開いてかぐわしい息を漏らしている。寝顔その…

  1. 本当の気持ち
  2. 148 view

本当の気持ち6

・・もし左近の言うことが本当であるなら、私は本名を教えるほどにこの男を知り、心を許していたはずだ。その覚えがないということは、私は記憶をなくしたのか・・ふと左…

  1. 本当の気持ち
  2. 162 view

本当の気持ち7

数日旅を続けてある里に二人は入った。久しぶりの安らげる雰囲気だった。深夜。人がみな寝入った時に、綾女は風呂に入った。旅のほこりを洗い流し、ゆったりと湯に浸…

  1. 本当の気持ち
  2. 259 view

本当の気持ち8

夜が明けて。表面ではいつもと変わらないように振舞っている綾女だったが、夕べの左近の言葉をことあるごとに思い出しては人知れず頬を染めていた。日も落ち、満月…

  1. 本当の気持ち
  2. 185 view

本当の気持ち9

夜明けまで体を重ねた二人。しばしの朝寝をしていた。「イタタタ」綾女がまず起きたが、腹部の痛みに顔をしかめた。何かが挟まったような痛み。そばで…

  1. 本当の気持ち
  2. 154 view

本当の気持ち10

時は冬。綾女はある屋敷から降り積もる雪を眺めていた。豊かな黒髪が打ちかけの肩から零れ落ちている。__________________半年前。…

  1. 本当の気持ち
  2. 1 view

本当の気持ち・・完

安土の件があってから1年。綾女と左近は身も心も蕩けるような甘美な時間をともに過ごせるようになっていた。いつの間にか里人にも綾女が女であることは知れ渡っていた。…

  1. 本当の気持ち
  2. 1 view

本当の気持ち25

春の夜から、左近は綾女にしきりと酒を勧めるようになった。「なぜ私にそんなに飲ませるんだ」「俺に付き合え、と言っているのだ」左近は酒が強く、顔色も変わらない…

  1. 本当の気持ち
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本当の気持ち19

風に温かみが増してきた。庭に植えてある蝋梅が咲き始めている。その香りは綾女の気分をいくらか楽にしていた。ひどい風邪を引いたのだ。熱は3日間続き、うつるか…

  1. 本当の気持ち
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本当の気持ち15

昼前、里の長が二人のもとを訪れた。「信濃の国主が、昨夜身罷られたそうだ」綾女のほうに向き直る。「綾之介殿が手を下されたのじゃな」綾女は黙ったまま手を着き…

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