「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。
「ふう・・・」そうじを終えて、左近は一息ついた。そろそろ徹夜明けの綾女が帰ってくる頃だ。「それにしても残暑が厳しいな」開け放した窓からは緑と化した安…
一応左近は作家である。左近と綾女が生きてきた歴史を綴り、映画化されるまでにヒットした。だが移り変わりの激しいのは世の常。現在は作家兼主夫になっている。…
それから数日。狭い建物の中で左近は伸びをした。「そろそろ閉める時間よ」先輩のおばちゃんが左近に声をかけた。ついさっきカップルが受付を終えて入山したと…
三方にだんごを盛り、里芋とススキを飾る。お酒は左近が飲み始めている。「もう飲んでいるの?」お風呂あがりの綾女は髪を下ろし、浴衣を着ている。あわせから白い…
彼岸花があちこちに咲いている。左近は通いなれた道を歩いていた。朝晩はすっかり涼しくなり、半袖では寒いくらいだ。「いってらっしゃい」休みの綾女は、左近…
「あの、1時に予約したものですが」「はい」振り向いた綾女。ふわり、とコロンの香りが漂う。清楚な美しさに、声をかけた若い男性は黙ってしまった。「ちょっ…
いつも以上に熱い肌を重ね、左近がやっと綾女を開放したのは夜も更けてからだった。左近の腕の中で綾女は意識を手放していた。「綾女・・」どんなに抱いても綾女の…
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