「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。
綾女を失ってから、はやひと月がたとうとしていた。ふと綾女の気配を感じる時がある。もういないはずなのに、あの夜の甘い香りが漂う。「俺はおかしくなってしまった…
翌月も左近は、満月の夜に綾女の姿を認めた。「なぜ、3月の間なんだ?」綾女は答えた。・・私は、まだ寿命が尽きていないらしい。妖刀によって、少しの間眠りについ…
今晩は中秋の名月。1年で最も美しく月が輝く。左近は滝へ急いでいた。思わぬ用が入り、戻りが夜更けになってしまった。ここからあの滝まではまだ1里(約4km)…
左近の腕の中で息を引き取った綾女。冷たいが暖かい月に守られ、空間を漂っていた。どこも痛まず、苦しくもない。ただ左近の悲痛な叫びが悲しかった。私は、こ…
1
2
3
4
5