後日談。
綾女に触れたままの手が暖かい。
綾女は嬉しくなってそっと頬ずりをする。
左近が、好き。
視界の端で左近が起き上がり、綾女を抱きしめる。
「さっきの言葉、本心だな?」
綾女は我に返った。
「そうだ、私ったらとんでもないことを」
「何がだ?俺と夫婦になって子供を作りたいと言ったんだぞ。俺は今からでもいいぞ」
「で、でも、ほら汚れているし、傷の手当てをしないと」
綾女は必死に弁解した。意外にあっさりと左近は引き下がる。
「そうだな」
綾女は胸をなでおろしたが、そうは問屋がおろさない。
続きはこちらからどうぞ
この記事へのコメントはありません。