「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

  1. 時を超えた絆
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安土にて4

三方にだんごを盛り、里芋とススキを飾る。お酒は左近が飲み始めている。
「もう飲んでいるの?」
お風呂あがりの綾女は髪を下ろし、浴衣を着ている。あわせから白い肌が月明かりに照らされており、左近は唾を飲み込んだ。
左近の隣に腰を下ろすと、綾女はお団子に手を伸ばした。
「うん、おいしい^^」
「何個目だ?そんなに食べたら太るぞ」
「だっておいしいんだもん。食欲の秋よねぇ。食べた分だけ運動するからいいの」
さらにもうひとつ、だんごが綾女の口に入る。
「もう200kcalだぞ」
言いながら左近もだんごを口に入れる。
「お、本当にうまいな。甘すぎず、固すぎず。もちもちした感じがいいな」
「でしょ?」
話しながら食べるうちにだんごはなくなった。
「おいしかったねぇ」
「ああ。俺もお前も食べ過ぎたから運動しないとな」
左近の目が色っぽく綾女を見つめる。
「え?運動って、ふたりで?え、まさか」
「そう、ふたりで運動しないとな。食べすぎだから少し激しいぞ」
言いながら左近はゆっくり押し倒した。綾女も素直に応じ、ふと月を見る。
「月の光って結構明るいね」
「その中で睦み合うのも悪くないだろう・・・見ろ、月が・・月がまん丸だぜ」
答えの代わりに綾女の甘い吐息が聞こえた。
「静かだな・・・」
「ああ、静かだ・・・」
ふたりの熱い視線が絡まる。心と身体も絡まり、やがてゆっくり溶けていった。

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