「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。
「寒い」冷え込みが強くなったある朝、綾女は外に出て呟いた。これで天気がよければ少しは暖かくなるのだが、よりによって雨が降り出しそうな曇り。「あったかいな」…
小鳥のさえずりが心地よい朝。キングサイズのベッドで、左近は目を覚ました。「やっぱりひとりだと広すぎるな」ここに越して初日の静かな朝だった。昨日引越しの手…
その日はそれからふたり、若い男女のカップルが入居した。佳代たちの店が少し大きくなったので、住み込みのアルバイトを雇ったのだ。「わぁ、オープンテラスもできますね…
「ご飯よー」まるで下宿のように、佳代の声が響き渡った。わらわらと輩がダイニングに集まる。「今日だけかしらね、みんなが顔を揃えるのは。そう思ってスペシャルに…
契約書にはフルネームで書いてあった。「香澄綾女・・・。綾女。今年で23歳。俺より4つ下か」はーあ・・・とため息をついて左近はベッドに横になった。ひと目見たと…
それから約2ヶ月。綾女は左近と口を利かないばかりか、姿すら見せなかった。もともと人と関わるのを好まない綾女だったため、周囲からは何の変わりもなく見えていた。…
6月15日。梅雨の真っ盛り。毎年この日は左近の体調が最悪になる。左脇腹の痛みが強いのだ。龍馬も左の顔面が神経痛のようになる。蘭丸はみぞおちを痛がる。信長…
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