「わぁ、かわいい」
佳代が女の子を産んだ。綾女は佳代につききりで話を聞いたり、赤ちゃんの世話を手伝ったりしている。
「かわいいわね、美人さんね。佳代さんに似ているのかしら」
「そうみたい。でね、お乳をすごく飲むの。きっと大きくなるわねぇ」
「私も欲しいなぁ」
「薬、やめたんでしょ」
「うん。年明けから…」
綾女の顔が、真っ赤になる。
「そうかそうか、わかる。左近さん激しいのね。うちもそうだったわよ」
「左近。クールな顔をして綾女には相当激しいんだな」
龍馬がニヤニヤしてからかう。俺は顔に出さないように努めていたが、デレデレが時に出てしまっているらしい。
綾女と一緒にいるときはたいてい抱いている。綾女もそれを望むほどになっている。抱けば抱くほど、綾女は美しく艶やかな女性になる。お互いに仕事をしているから毎日欠かさずはできないが、適度に間隔をあけるとさらにいいんだよな、これが。
「お前も相当じゃないのか?ランジェリー好きだと佳代が言っていたぞ」
からかいながら、俺もそうだと思った。制服やら何やらという部類もあるが、俺が好きなのも透けるタイプだ。
「俺は買わないが佳代が通販や何かでずいぶん買ってきたなぁ。また、俺の趣味に合うんだよ」
「うちは俺が買って綾女に着させるんだが、選んで想像するときがいいな。あいつ胸が大きいから、サイズがなかなかないんだけど、何を着てもエロいんだ」
「そうそう、着るとさらにエロいよな。でもすぐに脱がせるからあんまり覚えていない」
「そうか。俺はベチャベチャになるまで着させて脱がせる」
龍馬とふたり、ランジェリー論に花を咲かせる。龍馬は剛の者というイメージだが、佳代にはめっぽう弱い。人妻だったころから心を寄せていた。佳代は子供を欲しがったができずに離婚。龍馬と再婚した。それから幸せになって、待望の子供にも恵まれた。
綾女とふたり、手を繋いで帰宅する。
カレンダーにはハートマークが今日から3日間ついている。これは俺がつけたものだ。綾女は嫌がったが、俺が書いた。
「いちいち書かなくても、左近は私より把握しているじゃない」
「今月はついているぞ。金、土、日だからな。平日だとなかなかうまくいかないからな」
綾女が乾燥機からシーツを次々と出してたたんでいる。解禁してからシーツを何枚も買い足した。この3日間で何枚洗濯するのか…。
お風呂場で綾女を抱く。声が響いて外に聞こえそうだと、綾女は嫌がるが、案外気持ちよさそうだ。タオルを咥えて声を懸命に抑えるが、甘い声が漏れている。3日ぶりの肌は気持ちよく、俺は紅い華を何か所も咲かせた。1回目を存分に注ぎ込むが、当然俺はおさまらない。体を丁寧に拭いて綾女を寝室に運ぶ。
綾女の黒い髪が白いシーツの上に広がる。この風景が一番好きだ。一糸まとわぬ素晴らしい肢体。汗ばんでうっすらと紅く色づいた肌からは、女の香りが立ち上り、俺を刺激する。この3日間は俺と綾女ふたりだけの濃厚な時間。
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