「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

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織姫2

綾女が帰宅すると左近が台所に立っていた。
「お帰り。マッサージしてきたのか」
「うん、してもらったけどお昼休みしかなかったからね。でも午後だけ耐えられたわ」
「7月まで忙しいからなぁ。俺もフォローするよ」
部屋着に着替えて手伝う綾女。左近と食事を共にする。
「左近も大変でしょ、営業と広報兼ねているんだから」
そう、綾女と左近は社内恋愛中。左近は残業・出張も多く同居していても半分は単身生活のようなもの。だからともに過ごせる時間があれば一緒に過ごす方を優先する。
「明日一緒のお休みだけど、ごめん、マッサージ行くね」
「どこのマッサージ?」
「桔梗さんのところ。名刺をもらったのよ」
「・・・俺がマッサージできたら一緒にいられるのにな」
左近が残念そうに呟く。
「あはは・・・」

左近のマッサージとは。
凝っている場所がわからない。だからやみくもに押す。骨でも押す。だからとても痛い。まれにヒットしても、同じ場所ばかり押すので痛いだけ。
一度綾女に頼み込んでマッサージさせてもらったが、あまりにもへたくそなために綾女に泣かれた。逆に綾女のマッサージはとても上手だ。自身が凝りやすいためか、ツボをよく心得ている。左近が凝ったとき、同僚が凝ったときに重宝されている。
そして左近が呟いたわけ。凝りがひどいときの綾女は、つまり体調不良。もしYES、NO枕を使っていたら当然NO。ただでさえあまり一緒にいられないのに、さらにチャンスが減ってしまうから。
「そうか、俺がマッサージできたら、綾女と一緒にいられるし、肌に触れられるし、アレもコレもできちゃうわけか~♪」
「左近、聞こえているよ」
「俺もマッサージできるようになるぞ。よし、明日は一緒に行く」

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