「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

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織姫3

翌日。
「こんにちは。お願いします」
「あらいらっしゃい。左近さんも?」
「ええまぁ、あはははははは」
一瞬曇った表情をした桔梗だが、営業スマイルにささっと切り替えていた。
「着替えたらこちらへどうぞ。まずは体を温めますね」
ロビーで待つ左近。手持ち無沙汰で手に取ったパンフレットに足裏マッサージの体験があり、試してみることにした。
30分後。スッキリ爽やかになった左近がロビーに戻ってきた。胃のツボが痛かったが、揉み解してもらうと柔らかくなり、痛くなくなった。
綾女は背中をオイルマッサージしてもらっていた。
「本当にきれいなお肌ですね。ちょっとむくんでいるかしら」
「むくんでいるかも。ずっと同じ姿勢だし。あ、そこ、気持ちいい」
「グリグリするだけがマッサージじゃないんですよね。循環をよくするために周りからほぐしていくと、体に無理なくマッサージできるんです」
「凝っているとそこだけグリグリとほぐしたくなるけど」
「その瞬間は気持ちいいかもしれませんが、筋肉の細い筋を痛めてしまって揉み返しの原因となることがあるんです」
桔梗の手によって全身のマッサージとフェイシャルエステも受けて、綾女は全身きれいに仕上がった。
「ありがとう、体が軽いわ」
「またいらしてくださいねー」

マッサージを受けた綾女はノーメイクでもツヤツヤピカピカになっている。
肌の色艶がよくなり、健康的になった。
ロビーで綾女を待っている間、左近は足裏マッサージと基本的なマッサージの方法が載った本を買って読んでいた。すでにインプットしてある。
「綾女、俺も少し勉強したぞ。今度凝ったら俺がマッサージしてやるから」
「はいはーい」
まさか本当にさせられるとは思っていなかった、そのときの綾女だった。

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