「おはよー」
「あら、いらっしゃい」
佳代が経営する喫茶店に、黒髪の美女が入ってきた。きれいなラインの足にミニタイト+網柄のストッキングが色っぽい。
「今日もいい感じよ、綾女さん」
綾女と呼ばれた美女は恥ずかしそうに顔を赤らめた。
「そういえば、左近さんは?ここ数日出張だったんでしょ」
「そうよ・・。新宿のオトモダチと飲み会ですって。そろそろ帰ってくる頃だけど・・・」
綾女はため息をついた。佳代は黙ってコーヒーを出した。
「ありがと」
佳代はそんな綾女をニコニコして見ていた。
いつもジーンズ姿なのに、左近が出張から帰ってくるときは、左近の好みの服装にしている。本人は無意識だろうが、周りには丸わかり。
それだけ好きなのね^^
「よっ、綾女」
噂をすればナンとやら。左近がスーツのままお店に入ってきた。
「家にいないから、ここだと思ったらやっぱりな。佳代、俺にもコーヒー」
「はいはい」
綾女の隣に座り、左近はお、と目を光らせた。何ごとか綾女に囁き、綾女は顔を真っ赤にした。
- 時を超えた絆
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