「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

  1. 時を超えた絆
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AH2

「綾女さま〜〜」
少々ゴスロリの入った服装の桔梗がお店に入るなり、綾女の隣に座った。
「あら、今日はスカートですの?いけませんわ、足腰を冷やすのは」
「あ、ああ、まぁ・・」
綾女は勢いに押されて曖昧に笑っている。向こうの左近は苦い顔をしている。そんな左近に目もくれず、桔梗は綾女の喜ぶ一言を口にした。
「依頼、ですわ」
左近の顔がますます渋くなった。
「観音寺のあたりに出たんですって。頼みますわね。さ・こ・ん様^^」
「はいはーい」
地の底から響くような声で左近は返事をした。左近にしてみれば、数日振りに綾女と過ごせるのに・・・。しかし依頼をこなさなければ生活も行き詰ってしまう。それに桔梗は事件をもみ消してもらうなど、逆らえない。
仕方ない、オトモダチからもらった衣装を綾女に着せてみるか。
「何これ!」
脱衣室から綾女の声が聞こえた。そこにあった服とすり替え、網の服を置いておいた左近は、ひそかにほくそ笑んだ。
「左近!」
「何だよ」
「いやぁぁっエッチ!」
「呼ばれたから見たのに、何だよその言い草は」
湯上りの肌をバスタオルで包んだ綾女を見た左近は、目元が緩むのを感じた。
「置いてあった服を持ってきてよ」
「えー、そこにあるだろ。それ着ればいいじゃないか」
「いやよ、こんなの・・・。恥ずかしいじゃない」
「もう夜中なんだし、俺しか見ないだろ?」
「だから恥ずかしいのに・・・」
小さい声で呟いていたが、時間がなくなったため綾女はそのまま着た。その上に忍び装束を着る。
「もう、左近たら!オトモダチに会うとろくなことないわね」

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