「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

  1. 最近の記事
  1. あの時代
  2. 80 view

夏の終わりに7

雨が静かに降っている。トクン、トクン・・左近の鼓動を聞いている綾女。ふたりの間に会話はない。左近は綾女を優しく抱きこみ、時々、髪を撫でている。綾女も今の状…

  1. あの時代
  2. 58 view

夏の終わりに8

雨は昼過ぎには止み、夕陽が射してきた。光は縁側にもたれている綾女を照らし、長い影を作った。夕方を告げるヒグラシが鳴き始めている。「もう、1日が終わろうとして…

  1. あの時代
  2. 72 view

夏の終わりに9

手足が鉛のように重く、熱がこもっている。綾女は倒れ伏したまま、部屋にひとりでいた。着衣も髪も乱れ、綾女は自らの肩を抱きうなだれた。あらん限りの抵抗をし、そ…

  1. あの時代
  2. 105 view

夏の終わりに10

明け方、綾女はまどろんでいた。そんな綾女の髪を左近は指ですいている。ふたりの胸元や背中にはお互いにつけた印がいくつかついている。「さこ・・ん」呟く唇。いつか…

  1. 時を超えた絆
  2. 31 view

安土にて1

「ふう・・・」そうじを終えて、左近は一息ついた。そろそろ徹夜明けの綾女が帰ってくる頃だ。「それにしても残暑が厳しいな」開け放した窓からは緑と化した安…

  1. 時を超えた絆
  2. 24 view

安土にて2

一応左近は作家である。左近と綾女が生きてきた歴史を綴り、映画化されるまでにヒットした。だが移り変わりの激しいのは世の常。現在は作家兼主夫になっている。…

  1. 時を超えた絆
  2. 22 view

安土にて3

それから数日。狭い建物の中で左近は伸びをした。「そろそろ閉める時間よ」先輩のおばちゃんが左近に声をかけた。ついさっきカップルが受付を終えて入山したと…

  1. 時を超えた絆
  2. 19 view

安土にて4

三方にだんごを盛り、里芋とススキを飾る。お酒は左近が飲み始めている。「もう飲んでいるの?」お風呂あがりの綾女は髪を下ろし、浴衣を着ている。あわせから白い…

  1. 時を超えた絆
  2. 19 view

安土にて5

彼岸花があちこちに咲いている。左近は通いなれた道を歩いていた。朝晩はすっかり涼しくなり、半袖では寒いくらいだ。「いってらっしゃい」休みの綾女は、左近…

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