少年にとって、綾女は刺激的過ぎる。
いくら自分好みに育て上げたとはいえ、眼差しも体のラインも雰囲気も、とにかく色っぽい。
「俺、かなり限界なんですけど・・・」
息が詰まりそうになったため、左近は散歩と称して家から出た。
常に年下目線で綾女を見ていたせいか、左近は気持ちにも肉体的にも余裕を持っていた。だが今は体が常に反応してしまい、抑えるのに苦労する。
「今の俺には荷が重過ぎるな。はぁ・・」
安土山の虎口に腰掛けて、左近はため息をついた。
同じ布団で寝るようになってから、左近は毎晩綾女を愛した。でも今晩はそういう気にはなれないだろう。左近には十分すぎるほどその気はあるのだが、体力が持つかどうかの不安と、綾女の気持ちを考えると憂鬱になった。
いつの間にかあたりは暗くなっており、左近は重い腰を上げて家に戻った。
「お帰り。ずいぶん長い散歩だったのね」
「あ、ああ・・考えごとしていたらこんな時間になっていたんだ」
綾女の心配そうな顔が近づく。
「大丈夫?」
柔らかな手が左近の頭をなでた。まるっきり子ども扱いか・・。左近は苦笑した。
やがて、夜。
俺が寝ている布団に、お風呂上りの綾女が入ってきた。いつもならすぐ抱き寄せるのだが、俺は綾女に背を向けたまま寝たふりを決め込んだ。
「おやすみなさい、左近」
綾女の柔らかな唇が俺の耳たぶに触れる。そして俺の体に手を巻きつけ、いつもの体勢ですうっと眠りに落ちていった。
俺はそっと向きを変え、綾女を抱きなおした。
気疲れからか、俺もまた吸い込まれるように眠りに誘い込まれていった。
- 現代版
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こんにちわ、おりぼんです。
また一気に更新されましたねv
しかし・・・
>「俺、かなり限界なんですけど・・・」
って、私を殺す気ですか?かわいすぎますよ、左近!
( ̄ ¨ヽ ̄ )ハ、ハ、ハナヂガ、、、、、
ぷぷぷっっ
限界を何とかガマンしている左近、かわいいですね^^
うん、この左近気に入った!