「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

  1. 時を超えた絆
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ヴァンパイア2

日が暮れかけた道を、ひとりの女子高生が歩いている。
「おいしそうだな・・」
ひた・・と足音が重なる。少女はふと立ち止まり、不安そうに後ろを振り返る。腰まで伸びた髪がサラリ、と流れる。
「そうそう、その表情・・。旨みがさらに出るんだよ」
その少女の背後に近づく。
「今時の高校生だな。茶髪だし、女の割に背が高い」
少女が振り返る。端正な顔立ちだが、それは男の顔だった。
「・・・・!!」
牙を出したまま、その妖魔はぶっ倒れた。
「・・・という設定だとどうかしら」
佳代の提案。左近は憮然としている。綾女は肩を震わせて笑っている。
「あら、佳代さん、それ名案です。綾女様にも負担をかけませんもの」
桔梗もおかしそうに笑っている。
「じゃあ、俺にもし寄ってきたら、女でも寄ってこなかったヤツはどうなるんだ?桔梗?」
桔梗の笑いがぴたりと止まった。
「面白い提案だけど、やっぱり私が囮になるわ。さっそく今日から始めるから。左近、いいわね?」
ひとしきり笑った綾女が呼吸を整えながら左近に言った。

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