「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

  1. あの時代
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命こそ3

綾女が5回目の薬湯を口移しで飲ませたあと、左近の目が開いた。
「左近、気づいたか」
目の前にいるのは綾女。涙ぐんだ目で左近を見ていた。
「綾女?俺は…っ」
身体を動かそうとして関節の固さに呻いた。綾女は左近に抱きついた。
「左近、左近…」
「綾女」
左近は肌に触れる感触が柔らかいことに気づいた。綾女の肌を感じた。思い通りに動かすのは少し苦だったが、それでも綾女の体をそっと抱きしめられた。優しく綾女の髪を撫でる。体温が少し上がったためか、綾女から甘い香りがしてきた。
ああ、この香り。左近が眠っていた時にずっと近くにあった香り。
「左近の傷はもう治った。意識が戻るのをずっと待っていた」
「お前が介抱してくれたのか」
「傷の手当だけだが、不思議なことが分かった。妖刀には傷を癒す力もあった」
「そうか、すまなかったな」
綾女はそっと顔を上げて左近と見つめ合った。左近の手が綾女のうなじに回り、ふたりは唇を重ねた。
ふたりの瞳に熱がこもった。

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