翌日、綾女は佳代と買い物をしていた。
「で、昨日はどうだったのよ」
佳代が下着を選びながら綾女をからかう。佳代はセクシーな下着ばかりを選んでいる。
「どうって・・すこし話をしただけよ」
そして佳代を見る。
「あのさぁ、佳代。それ、着るの?」
「さぁ」
「さぁって。着もしないのにどうして買うのよ」
「だって着てもすぐに脱がされちゃうから」
綾女はその意味がわかるまで少し時間がかかった。そして顔を赤くした。
「可愛いわね、綾女。いずれ左近とそうなるかもね」
「えっ。まさか」
佳代は笑った。
「気づかなかったの?左近も綾女のことが気になっているみたいだったよ。また会いたいとか言われなかった?」
「言われた・・・」
「でしょ?決まりよ」
「え、え、でもそれってお世辞じゃないの?ほら、ファンの子を気落ちさせないようにという」
「そうかな」
佳代は淡々としている。
「もっと自信もってもいいと思うけどな・・。私の勘だとうまくいくと思うのよね」
佳代は綾女に一組選んだ。
「はいこれ。綾女にはきっと似合うから」
「そんな、まだ早いと思うよ」
「いつそうなるかわからないでしょ。持っていても損はないわよ」
佳代はさっさと会計を済ませ、綾女に渡した。
「私はこれからお泊りなの。じゃあね〜」
佳代はにこやかに手を振った。
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