翌朝も愛されかけた綾女。
もうくたくただった。
「もう、身が持たない・・」
腰をさすりながら拒否をした綾女だが、左近は疲れなどどこ吹く風だった。
「どうして左近はあんなにタフなんだろう。私にはわからない」
やっと帰宅した綾女はベッドに倒れこみ、熟睡していた。
翌日。
桔梗と綾女は久しぶりに会った。
「桔梗、久しぶりね」
「綾女。あら、なんか雰囲気が変わったかな?」
「そう?」
「なんだか色っぽいよ。さては、左近とうまくいっているんでしょ」
綾女の顔が赤くなった。
「正直者なんだから。やっと綾女も大人になったのね」
「もう、桔梗ったらからかわないで」
身長、変わらず。体重、3kg減。
「あれ、こんなに減っている・・・?あ!」
また綾女の顔が赤くなった。
「本当に綾女はわかりやすいわね。でもそこが左近のお気に入りなのよね」
よしよし、と綾女の肩をたたく。
「左近はきっと綾女のことを大事にするわよ」
「ありがとう」
桜がはらはらと、ふたりの少女に降りかかっていた。
- 現代版
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