「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

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大好き9

左近と別れて綾女は家に帰った。
佳代にもらった紙袋を開ける。
「いずれ左近とそうなるかもね」
佳代の言葉が蘇る。
「そうかなぁ。でもまだまだ先でしょ」
言いながらも、身につけて鏡の前に立つ。
「ああ見えて蘭丸は脱ぐと素敵な身体なのよ」
桔梗の言葉も蘇る。鏡に映る綾女は顔と体のバランスがギャップとなり、とてもエロティックだった。
「あーもう、恥ずかしい」
綾女は顔を赤くして脱ぎ、お風呂に入った。
左近はひとり部屋でくつろいでいた。
目を閉じると綾女の表情が笑ったり赤くなったりめまぐるしく瞼に映る。
今まで会ったことはなかったのに、なぜ彼女だけ懐かしさを感じるのだろう。
ついさっき別れたばかりなのに、今すぐにも会いたくなる。
きっとこの手に抱いてしまったら離したくなくなる。
そこまで考えて左近は目を開けた。
「まさか、俺は」
彼女が好き・・?
左近はソファから体を起こした。携帯を手に取り、綾女の番号を探した。
このボタンを押せば、綾女の声が聞こえる。
左近はふっとため息をつき、携帯をテーブルの上に置いた。そして上着を羽織るとサックスを持ち、スタジオに向かった。

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