「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。
左近のいない夏が過ぎていく。綾女は夏休み中、実家に帰っていた。「ただいま」春以来の我が家。15歳まで育った家。「あら、綾女ちゃん、おかえり」兄進之助の…
送り出した綾女は父に連絡を取った。まだ帰れないという父に手短に状況を伝え、雪乃の部屋から荷物を出した。かなりの量だ。車庫に行くと車はなく、兄の単車だけがあった…
家に帰ると父が帰ってきていた。「生まれたか」「とてもかわいい女の子。明日また行くから、お父さんもどう?」母が夕食の支度をしながら言った。「孫か。私はお爺…
「じゃあ、私帰るね」「送るよ」通勤途中のため、進之助が車で駅まで乗せていってくれた。「ずいぶん早い時間だな。明日から学校なのか」「来週からだけど、色々準…
綾女が帰宅したのは午後だった。すでに左近は帰ってきており、そうじをしていた。「おー、お帰り」「そうじしているの?」「見ての通りだ。ひと月いなかったからな…
「お父さん、お母さん、会ってもらいたい人がいるの」綾女からその話が出たとき、父はさびしく感じた。母も、少なからず同じ心境だった。「ただいま」綾女の声がし、…
座の途中で左近は居住まいを正し、父に綾女と結婚させてほしいことを言った。「綾女さんはまだ学生ですから、卒業するまで待っています」「あと3年かかるが、待ってい…
翌日、綾女と左近は自宅に戻ってきた。「私も左近の家に挨拶に行くわ」「いや、いい」左近は冷たい表情で言い捨てた。「左近?」「俺には親はいない。姉が家庭を…
左近が家を空けてから早くも半年がたとうとしていた。暦の上ではもう秋だが、まだ蒸し暑い日は続いている。ひとりきりで左近の誕生日を迎え、またひとりきりで自分の誕…
「だめ、まだ私シャワー浴びていない」「どうせ汗かくんだ」続きはこちらでどうぞ…
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