「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

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ドサッ。
左近の体をベッドに沈ませると、綾女は肩で数回息をした。
タクシーの運転手に手伝ってもらい、結局綾女の部屋につれてくるしかなかった。
サックスを部屋の隅に立てかける。
「やだ、左近たらシワになる」
ジャケットを脱がせ、ハンガーにかける。シャツとジーンズはそのままにし、そっと布団をかけた。
「汗だくだわ、シャワーに入らなきゃ」
結っていた髪を下ろし、シャワーを浴びる。背中にまだ左近の重みが残っていた。
「妙なことになっちゃったな・・・」
シャワーから上がり、髪を下ろしたまま綾女はそっと左近の顔を見つめた。
「きれいな顔・・」
端正な顔立ちに長い睫。ヒゲは収録前に剃ったのだろう。艶やかな唇。
「ふふ、見飽きないなぁ」
唇に指をそっと当て、ラインをなぞる。鼓動は激しい。少しためらってその指をそっと自分の唇に当てた。
間接キス・・・しちゃった???
声を抑えて綾女は興奮した。顔はまっかっか。足をバタバタさせる。そしてまたそっと左近の顔を見た。まだ寝ている。
「かわいい」
おもむろに携帯を取り出し、左近の寝顔を撮る。
パシャッ
シャッター音がしたが、左近は起きなかった。
「待ち受け決定」
くふふ、とまた綾女は興奮して足をバタバタさせた。
そしてとうとう・・・。

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