帰宅して2人は包みをそれぞれ開けてみた。
「あ・・」
左近には袴のひと揃え、綾女には花嫁の衣装がひと揃え入っていた。
2人とも顔を見合わせ、綾女は頬を染めた。
翌日昼下がり、2人は里の人たちに祝われ、祝言を挙げた。桜の木の下に佇む2人は、まさしく絵になるような美しさで、絵心のある人はそんな2人を描いた。
春の神に愛でられた2人。
その夜のことはここでは伏せておくことにしよう。
ちなみに左近の夢占い。
一夜目
あなたの夢は、あなたはなんとか幸せをつかもうとして、焦ってしまっている事を意味しています。あなたは一生懸命アプローチするのですが、相手がそれに応えてくれることは難しいでしょう。この時期に告白をしても、悲しい結果に終わることが多いので、告白しようと思っていた人はしばらく機会をうかがうようにしましょう。
二夜目
あなたの夢は、あなたが人に調子を合わせないで先走り、人とぶつかる事を教えています。頭に血が上りやすい時期です。自分の意見だけを貫くのではなく、相手の意見にもきちんと耳を傾ける努力が必要です。冷静になって吉。自己中心的な考えにならないようにしましょう。
言い得て妙ではありませんか?
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