「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

  1. 現代版
  2. 16 view

青空3

シャワーから出て自分の部屋に戻ると、向かいの綾女の部屋が見えた。いつもカーテンを閉めているが、今日は開いている。
しばらく見ていなかったが、俺は綾女の部屋を眺めた。
落ち着いた色合いの中に、華やかさもある。一番の華は綾女だけどな。
「参ったな・・」
俺は少し笑った。いったん気づいてしまった自分の心は、加速をつけはじめている。
「ちょっと左近」
気づくと綾女が窓を開けて少し睨んでいた。大き目のTシャツをざっくりと着ている。
「何を見ているのよ」
「いや、久しぶりにお前の部屋を見てた」
「もう。カーテン閉めるよ」
綾女の手がカーテンにかかる。心なしか綾女の顔が赤かった。
「綾女」
綾女がこちらを見る。
「今日は楽しかったよ。また一緒にどこか行こう」
言ってしまって俺は非常に照れ、綾女がカーテンを閉めるより早く窓から離れた。
左近、綾女ともに17歳。
ふたりの恋は今はじまろうとしていた。

現代版の最近記事

  1. ぬくもりを求めて

  2. 暑い日

  3. 夏涼み

  4. 桜花

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


カテゴリー
アーカイブ