その晩。綾女は左近の部屋にいた。
「こんな感じ?」
着替えた綾女が出てくる。コスプレまがいとも言うのか、蘭丸が左近の部屋に届けたものは、二組の忍び装束だった。前世でふたりが身につけていたもの。
綾女はチャイナカラーの赤い装束だった。髪をひとつに結い、少しきつい表情。
「似合うな・・・」
左近が同じく忍び装束で感嘆したように言った。
「左近も、格好いいよ」
立ったまま抱き合う二人。あの時も同じ想いはあった。けれどそれ以上に重責が双肩にかかっていた。
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「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。
指輪にこめた願いがようやく叶い、二人はもう離れることはないでしょうね。結ばれるべくして生まれた二人だから… 二人の愛し合う姿は、前世が悲劇だった故にとても美しいと感じます。
追記:蘭丸のプレゼントは気が利いてますわ☆ 思わず拍手!
蘭丸より
「綾女の衣装はどれにしようかと悩んだが、赤い衣装が一番似合うと思うてな。スリットも入っているので、左近が喜ぶだろうと用意した」
だそうです。
さすが蘭丸、左近の好みを知り尽くしていますよね。