「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

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秋風6

休み明け。
綾女は久しぶりに左近と大学に行った。
「お、綾女。久しぶりだな」
龍馬が遠くから手を振った。すごく嬉しそうだ。
「あー、本当久しぶり。佳代は元気にしてる?」
「元気だよ。でもここのところ夏バテか、調子悪そうなんだ」
「大丈夫かなぁ」
「まあ涼しくなれば戻るだろうな」
左近を無視して二人の会話が繰り広げられる。綾女は講義があるから、と龍馬に手を振って別れた。
「左近、この間は悪かった」
先日の長期出張のことを龍馬は気にしていた。
「いや、いいんだ」
「あとひとつお前に任せたいことがあるんだが」
龍馬はスケジュール帳をめくった。
「11月に京都で講演会を予定しているんだが、それに出てもらえないか。俺も同行するが」
「ああ」
「忙しくなるぞ」
「構わないさ」
龍馬はふっと笑った。
左近はほっとしていた。

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