「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

  1. 時を超えた絆
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筆11

大晦日。
綾女は台所で年越しそばを作っていた。お風呂場そうじを終えた左近が台所に入って熱燗をつけはじめた。
「そうじ、ありがとう。もうおそばできるわよ」
「そうか」
どんぶりにおそばを盛り付けていく。てんぷらも乗せておいしそうなおそばができた。
ズズズズズ
コタツに入り、おそばをすする。
「今年は色々あったわね」
「そうだなぁ」
本が出版されてから左近は雑誌やテレビにも時々出演するようになっていた。端正な顔立ちと甘い声、豊富な知識と鍛え上げられた身体に特に女性のファンが多くついた。隠れファンサイトもいくつかあるようだ。もちろん本業の創作活動も続けている。
「今年はお疲れさまね、左近」
「いや、綾女のほうこそ大変だっただろう。俺のスケジュールも管理してくれて助かったよ」
「来年は映画を撮ってドラマと並行するのよね。まだまだ忙しいわね」
左近はお猪口に酒を注いで綾女に渡した。
「あら、ありがとう」
「寒いからな。これでウォーミングアップして…」
「あーおいしっ。もう1杯」
綾女は左近にお酒を注ぎ、手酌で自分の杯も満たした。
「おい、ペースが早くないか」
「そう?これくらい飲まなきゃ寒いじゃない。それとも左近が温めてくれるの…?」
酔った綾女はとても色っぽい。左近は唾を飲み込んだ。手早く台所を片付けると、コタツで酔っている綾女を抱き上げて寝室に運んだ。
酒のせいかいつも以上に乱れる綾女をたっぷりと左近は愛した。
「左近、大好きよ」
耳元で甘く囁く綾女。それに答えるように左近は愛の証を刻み付けていく。
今までも、これからも変わらず愛し続けることをふたりは誓い合った。

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