雪の日は日暮れも早い。午後3時を過ぎると明かりが欲しくなる。
綾女はさっそくツリーを飾り、電気をつける。ちらちらと色とりどりの明かりが灯る。
「きれい・・」
「そうだな」
綾女がきれいにラッピングされた包みを左近に渡す。
「プレゼント、開けてみて」
左近が開けてみると、暖かそうなマフラーが入っていた。
「とってもあったかそうだったから、左近に使って欲しくて」
左近の首に回す。そしてマフラーを両手で掴むと引っ張り、左近の顔が下がったところで唇を重ねた。
「綾女・・」
めったに彼女からしないキス。
「似合うから、おまけつけたの」
綾女はにっこり笑って夕食の支度にかかった。
- 現代版
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