「佳代、気分はどう?」
「すごく怖いもの見ちゃったって感じ。綾女は平気なの?」
布団で佳代は横になっていた。
「何かワクワクするんだよね。発掘って面白いよ」
「綾女って変わっているよね」
「そうかなぁ」
佳代は笑った。
「ね、お風呂今空いているみたいだから行こうよ」
「うん」
二人はお風呂に入った。
「夏場でも疲れたときって、お湯に浸かると気持ちがいいねぇ」
「うん。今日ずっとしゃがんでいたから、筋肉痛になるかも。よく揉んでおかなきゃ」
綾女はふくらはぎを揉んでいた。佳代も真似して揉みだす。
「私さ、気分悪くなって龍馬さんに山を降りるのを手伝ってもらったじゃない?」
「うん」
「なんかさぁ、大人って感じでどきどきしちゃった」
佳代は上気した頬を両手でつつんだ。
「明日もがんばろうっと」
照れ隠しに佳代は上がっていった。
綾女はふと左近に抱きとめられた感触を思い出した。
・・前にもあった気がするけれど・・
まだ思い出せなかった。
- 現代版
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