「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

  1. 最近の記事
  1. あの時代
  2. 54 view

同志3

綾女は胸元を押さえながら自室に戻った。その直前、龍馬がその姿を見る。「綾之介殿・・?」そっと部屋の前まで行くと、声を抑えているが泣き声がかすかに聞こえてきた…

  1. あの時代
  2. 55 view

同志4

その頃綾女は、泣きながら破かれた衣類を縫っていた。左近が怖かった。男の力の凄まじさを思い知った。いくら女を捨てたといっても、体はどうしようもなく女だ。それを…

  1. あの時代
  2. 56 view

同志5

いさぎよく髪を切った綾女。自分が過度に動きすぎていることは重々承知していることだった。それでも何かに突き動かされるように動かざるを得なかった。里を失った人々…

  1. あの時代
  2. 56 view

同志6

日が経つにつれ、左近の中に生まれた感情ははっきりと形を現してきた。そして左近はそれを認めていた。-恋-だった。髪を結っていた時とは違い目元…

  1. あの時代
  2. 80 view

同志7

いつしか左近の想いは恋慕へ変わっていった。ときめきはあるものの、だいぶ落ち着いた気持ちでゆったりと構えられるようになっていた。だが、綾女への想いは募る一方だっ…

  1. あの時代
  2. 95 view

同志8

それから幾年経ったことだろう。3人だった影忍はいまや1人となり、ただ妖魔を追ってさすらいの旅を続けている。身を寄せる里もなく、野に眠る。・・寂しくはないのか…

  1. HIT記念
  2. 86 view

君を慕いて・・1

皐月、菖蒲が咲く頃。15歳の綾女は、明日嫁ぐ。代々香澄の里に伝わる御神刀を守る家柄の綾女は、いわゆる”お姫様”である。忍びの技に秀で、容貌にも恵まれ、何も望…

  1. HIT記念
  2. 48 view

君を慕いて・・2

眠っていた綾女は、外のただならぬ気配に目が覚めた。すばやく身支度を整えると、外に炎が見えた。「綾女、いるかっ」進之助の声が聞こえ、外に出る。すでに我が家は火…

  1. HIT記念
  2. 51 view

君を慕いて・・3

どれくらい駆け続けただろうか。川を見つけ、綾女はやっとその足を止めた。振り返ると木々の向こうに赤い空が見えた。「兄上、高久様・・」深い絶望が襲ってきた。あ…

  1. HIT記念
  2. 61 view

君を慕いて・・4

安土襲撃前夜。綾女は冬に訪れた鳳来洞の出来事を思い出していた。初めて触れた男の体温。綾女の指がそっと自分の唇に触れた。「どうした、綾之介殿」刃の手入れ…

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