HIT記念 57 view 君を慕いて・・5 龍馬、左近、綾女の3人が傷を癒してから葉隠れに戻ったのは、もう秋も深くなる頃だった。「遅かったので心配していましたのよ。ご無事で何よりです」桔梗が出迎えた。…
HIT記念 50 view 君を慕いて・・7 綾女は自室で眠れずにいた。何度も寝返りを打つ。再開したときの感情は、嬉しいよりも戸惑いのほうが大きかった。忘れていたわけではない。色々なことがありすぎて、…
HIT記念 77 view 君を慕いて・・8 左近は道場に出かけた。なまっていた体を動かそうと思った。そこには高久がおり、木刀を振っていた。綾女と同じような太刀筋。やはり香澄の人間だ。「そこにおられるの…
HIT記念 63 view 君を慕いて・・9 綾女は自分のくしゃみで目が覚めた。暖かかった縁側は翳ってきていた。どれくらい眠っていたのだろうか。「あ・・」掛け物は左近のものだった。体を起こすと左近が歩…
HIT記念 104 view 君を慕いて・・10 翌日も天気はよく、綾女は昨日と同じ場所で柱にもたれかかっていた。左近の部屋のすぐ外だ。左近は部屋を出ようとしたが、そのまま中にいた。「こんなところで。風邪を…