「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

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妖刀絵巻5

綾女と出会う前、左近はほとんど毎晩あちこちの姫君のもとを渡り歩いていた。その整った顔立ち、甘い声、逞しい体、話術の巧みさに姫たちは虜になった。それが綾女と出…

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妖刀絵巻6

朝晩がすっかり涼しくなった秋の夜。左近は久しぶりに綾女と顔を合わせた。御所への御用伺いが立て続けにあり、3ヶ月ぶりにゆっくりと綾女に会うことができた。「な…

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妖刀絵巻7

明け方、左近は目を覚ました。傍らには愛おしい綾女が静かに眠っている。赤ん坊の頃から慈しんで育て上げてきた。そういえば、御所でも似たような物語が女房たちの間で…

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妖刀絵巻8

それから3日間、綾女は左近とともに夜を過ごした。そして明け方。コト・・。物音で綾女は目を覚ました。体には左近の腕が巻きついている。きちんと夜着を着て共寝し…

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再会1

小鳥のさえずりが心地よい朝。キングサイズのベッドで、左近は目を覚ました。「やっぱりひとりだと広すぎるな」ここに越して初日の静かな朝だった。昨日引越しの手…

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再会2

その日はそれからふたり、若い男女のカップルが入居した。佳代たちの店が少し大きくなったので、住み込みのアルバイトを雇ったのだ。「わぁ、オープンテラスもできますね…

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再会3

「ご飯よー」まるで下宿のように、佳代の声が響き渡った。わらわらと輩がダイニングに集まる。「今日だけかしらね、みんなが顔を揃えるのは。そう思ってスペシャルに…

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再会4

契約書にはフルネームで書いてあった。「香澄綾女・・・。綾女。今年で23歳。俺より4つ下か」はーあ・・・とため息をついて左近はベッドに横になった。ひと目見たと…

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再会5

それから約2ヶ月。綾女は左近と口を利かないばかりか、姿すら見せなかった。もともと人と関わるのを好まない綾女だったため、周囲からは何の変わりもなく見えていた。…

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再会6

6月15日。梅雨の真っ盛り。毎年この日は左近の体調が最悪になる。左脇腹の痛みが強いのだ。龍馬も左の顔面が神経痛のようになる。蘭丸はみぞおちを痛がる。信長…

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妖刀絵巻6

朝晩がすっかり涼しくなった秋の夜。左近は久しぶりに綾女と顔を合わせた。御所への御用伺いが立て続けにあり、3ヶ月ぶりにゆっくりと綾女に会うことができた。「な…

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コーヒーブレイク2

左近と綾女が出会ったのは、佳代の喫茶店だった。開店祝いの手伝いをしていた佳代の友人綾女と、龍馬の友人の左近が出会ったのだった。綾女に一目惚れしてしまった左近は…

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大奥6

それから綾女は歩きまわることはしなくなり、調子のよい日は縁側まで出て柱につかまりながら立っていたり、脇息にもたれていたりしていた。子供たちもかわるがわる訪れて…

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再会9

安土に初雪が舞う日。「ちょっと、またー!」綾女の部屋のエアコンがまた壊れた。犯人は蘭丸。もちろん直し方も知っている。「なんだ綾女、また壊したのか」すっか…

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再会8

鬱陶しい梅雨が明け、眩しいくらいの太陽が輝く夏。ゴールデンレトリーバーだった信長は、蘭丸の手によりラブラドールのように毛を刈り込まれてしまっている。見るから…

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再会6

6月15日。梅雨の真っ盛り。毎年この日は左近の体調が最悪になる。左脇腹の痛みが強いのだ。龍馬も左の顔面が神経痛のようになる。蘭丸はみぞおちを痛がる。信長…

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再会2

その日はそれからふたり、若い男女のカップルが入居した。佳代たちの店が少し大きくなったので、住み込みのアルバイトを雇ったのだ。「わぁ、オープンテラスもできますね…

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妖刀絵巻5

綾女と出会う前、左近はほとんど毎晩あちこちの姫君のもとを渡り歩いていた。その整った顔立ち、甘い声、逞しい体、話術の巧みさに姫たちは虜になった。それが綾女と出…

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妖刀絵巻4

「今月は当宿が多くなる。お前に寂しい思いをさせるな」人形遊びをしていた綾女が、左近を振り向く。「とのい?」「ああ。御所に泊まるお役目だ」そろそろ10歳頃…

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妖刀絵巻2

綾女の成長は早い。屋敷に連れてきた時には、やっと首が座る赤ん坊だったが、桜が散る頃にはものすごい勢いではいはいをしている。左近が帰宅すると真っ先に迎えに行く…

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