「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。
「ようこそ。喜平次です」現れたのはスーツをきちっと着こなした男性。長い金髪をひとくくりにしている。いわゆる、イケメン。「綾女さんですね。背は170cm。…
「私が表紙に?」話が決まったとたん、綾女は蘭丸たちの計画に呑まれていった。左近とふたり、にわかモデルになって各結婚情報誌の表紙や広告に掲載されていった。…
翌日。やや遅めに綾女が佳代の店に現れた。「おはよう・・」カウンターに座るなり、綾女はこてんと寝てしまった。うなじに見えるのは、ふたつみっつの紅い華。…
とても平和な朝。佳代はお店を開けて、そろそろ綾女が来る頃かとコーヒーの準備をしはじめた。カランカランカウベルが鳴り響く。「いらっしゃい・・・あら…
「何かあったの?」ブラックのコーヒーを出しながら佳代が聞くと、左近はため息をついた。「何もないさ・・。だからわからない」「ここには、来ていないわ」…
左近の近くまで来て、ネコは歩みを止めた。「変なネコだな、お前。俺に用なのか?」ネコは座り、まっすぐ左近を見上げる。その瞳は誰かを思わせた。艶やかな黒い毛…
午前0時。「ミ・・」ソファで寝ていたネコが苦しそうに声を出し、小さく震えた。姿が見る見る変わり、大人の女性が横たわる。「ん・・私・・」長い黒髪が…
ふたりはおずおずと動き始めた。「まずは・・着替えなきゃ」「ああ・・」左近の姿になってしまった綾女は、いつものように自分のタンスを開ける。「おい」…
大晦日。綾女は台所で年越しそばを作っていた。お風呂場そうじを終えた左近が台所に入って熱燗をつけはじめた。「そうじ、ありがとう。もうおそばできるわよ」…
桜が咲く安土山は静かに佇んでいた。「この石垣、変わらないわね。あら、百々橋口からは立ち入り禁止よ。もう」「おい綾女、だからといって柵を乗り越えるんじゃな…
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