「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。
綾女はその足であるお店に行った。「あら、こんな時間にどうしたの?」佳代がコーヒーを淹れてくれながら聞く。綾女はうるっとした瞳を佳代に向けた。「どうしよう。…
それから数日。左近は毎日のようにセミナリヨ公園を訪れたが、綾女の姿はなかった。あの時満開だった桜は、少しずつ花びらを降らせはじめている。メールを送っても簡…
長い間お互いに唇を味わっていたが、やがてどちらからともなく離す。綾女の甘い甘い吐息。もう一度左近が重ねようとすると、観光客の声がしてきた。余韻を残しながら体…
左近の荷物はそう多くない。荷物を簡単に片づけると、リビングに出た。すっきりとした気持ちのいい部屋。トイレ、お風呂場をのぞくときれいに片付いている。台所も片付い…
ベッドに綾女が横たわる。紅潮した頬、うるんだ瞳。シーツに広がる黒髪を、左近は指先でもてあそんでいる。続きはこちらからどうぞ…
綾女の髪が肩を滑り、背中に流れ落ちている。寝息とともに髪の艶が光る。左近はそれを見ながら、覗く素肌にそっと指を滑らせた。部屋の中はわずかな明かりしかないが、…
コーヒーの香りで左近は目が覚めた。綾女は起きており、パンにバターを塗っていた。「おはよう」声をかけると振り返るが、真っ赤になっている。「お、おはよ。パン…
左近が東京に戻ってから、綾女はゆっくり思い出していた。前世のこと、自分の気持ち、左近の表情、そして左近と出会ってからのこと。安土山を見れば左近のことを思い出…
今住んでいる部屋だと二人は狭いので、すぐ近くの広い所へ越した。ベランダへ出れば、綾女がいた部屋と同じように安土山が見える。新しく買った家具は、ワイドダブルの…
お風呂から出ると、そこに置いてあったパジャマがなくなり、代わりにバスローブが置かれていた。左近の仕業。続きはこちらからどうぞ…
カラランッグラスの中の氷が音を立てた。「アイスコーヒー、もう1杯飲む?」食器を下げながら綾女が声をかける。「ああ、もらえるか」世間は今日…
紅葉が深まるころ、綾女は産休に入った。最近は腰を痛がる。「綾女、腰をマッサージしようか」「ありがとう、助かるわ」おなかが急に大きくなり下がってきたの…
梅雨の走りか、雨が多くなってきた。「左近、おはよう。うふふ」シャワーを浴びた俺に綾女が近寄ってきた。棒を見せる。「あ、これは」妊娠検査薬。しっか…
家の窓から、安土の桜が見える。ここ数日暖かい日が続いたためか、遠目からもうっすらピンク色に染まって開花し始めていることが見てわかる。桜の時期といえど、朝晩の…
「わぁ、かわいい」佳代が女の子を産んだ。綾女は佳代につききりで話を聞いたり、赤ちゃんの世話を手伝ったりしている。「かわいいわね、美人さんね。佳代さんに似…
オフの日の左近はたいてい寝ている。そう、今日も例外なく寝ている。長い髪が枕の上に文様を作り、髪からうなじ、肩にかけてもいく筋か流れている。鍛えられた背中の筋…
蓬莱洞に着き、中に入る。改めて中を見渡すと、寝袋を並べれば二人でも寝られる広さだった。「これならテントを設営しなくても済む広さだな」綾女は迷った。着替え…
綾女の誕生日。二十代に入った。「おめでとう。これでお酒が公然と飲めるな」「あまり飲めないわよ」「外でも飲めるということだ」誕生日にプロポーズ…
「できた」ノースリーブのタートルネックワンピースを編み上げた綾女。かわいらしいピンクの春色。「見て見て、左近。どう?」ひらりと左近の前に舞い降りる。…
お酒を飲みすぎた綾女。喉の渇きにふと目を覚ました。続きはこちらからどうぞ…
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