「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。
週に一度の割合で綾女は買い物をする。あれから左近には会っていないが、サイトの小説は少しずつ更新されていた。季節は移り、梅雨に入った。「雨かぁ、あまり買い…
お互いに連絡先を知ったものの、それ以降のやり取りはしていない。季節は晩秋にさしかかり、紅葉の色が濃くなってきた。綾女は変わらず、毎週買い物に行っているが…
それからの綾女は、平日でも少しずつ家事をしたり、時間をうまく使って週末1日は空けられるようにした。もしも左近から連絡があったら付き合えるように…。そう心がけると…
クリスマスが近くなってきた。綾女がアルバイトをしている洋菓子店では、人通りが多くなる夕方に、サンタの服を着て店頭販売をする。クリスマスイブは、綾女が担当…
左近の腕の中で目を開ける。すぐ目の前には端正な顔立ちの左近が静かに寝息を立てている。クリスマスの誘いを受けた時、綾女は考えてしまった。まさか今年中にこう発展…
クリスマスとお正月をともに過ごしたふたり。「綾女」左近はキスをしたり手を握ったり、常に綾女に触れている。けして嫌なことではなくむしろ嬉しいが、まだまだ恥…
陽射しが春の陽気に変わってきた。綾女が帰宅すると、いつもスマートな服装の左近が珍しく厚着をしている。顔色も悪い。「左近?大丈夫?」1週間ほど執筆に集…
綾女の誕生日。二十代に入った。「おめでとう。これでお酒が公然と飲めるな」「あまり飲めないわよ」「外でも飲めるということだ」誕生日にプロポーズ…
「ひどい雨ね」ハイキングに出掛けた帰りに、夕立にあった。慌てて駆け込んだバスの停留所。待ち合いのベンチと屋根はあるが、山の中のバスは本数が少ない。「次は…
山仲間のサイトで登録をしている綾女。SNSでお誘いはよく来るが、なかなか休みが合わず一人で行くこともあった。『綾女さんですか。左近です』一通のメッセージ…
家に帰ると、父親が綾女をやさしく出迎えた。近くに住んでいる叔母の佳代も来ていた。「左近の父です。これは私の妹の佳代」「こんばんは、佳代です。左近から話を聞い…
ふと目をあげると夕焼けがきれいだった。綾女はベランダのサッシを開け、サンダルを履いて外に出た。「おいで、夕焼けがきれいよ」綾女に似た女の子が声に誘われ、歩…
家の窓から、安土の桜が見える。ここ数日暖かい日が続いたためか、遠目からもうっすらピンク色に染まって開花し始めていることが見てわかる。桜の時期といえど、朝晩の…
カラランッグラスの中の氷が音を立てた。「アイスコーヒー、もう1杯飲む?」食器を下げながら綾女が声をかける。「ああ、もらえるか」世間は今日…
梅雨の走りか、雨が多くなってきた。「左近、おはよう。うふふ」シャワーを浴びた俺に綾女が近寄ってきた。棒を見せる。「あ、これは」妊娠検査薬。しっか…
安土は雪がよく降る。今日も雪が降っており、俺はこたつでパソコンを操作していた。綾女がお茶を入れ、こたつに持ってきた。「どうぞ」「ありがとう」綾女…
「おはよ」「ん」ベッドでキスをする。窓からは朝日がさしこんできていた。俺が新聞を取っていくと、すでにおせちがこたつに並べられ、お屠蘇も用意されている…
今日は大晦日。安土の冬は寒い。夕方の寒風吹きすさぶ中、俺は窓拭きをしていた。手の感覚がみるみるうちになくなっていく。大掃除もここを終えればおしまいだから、頑張っ…
2時間の時が過ぎ、二人は白川郷を出た。綾女は格段に色気が増していたが、少しよたよたしていた。まわりの男どもが綾女を見る。「ねぇ、私の歩き方って変?見られ…
綾女は左近の手が好き。ひとまわり大きく、綾女の手をすっぽり包み込む。少し乾いた暖かい手。その手に引きこまれると、左近の体が綾女を包み込む。ホッとして安心できる場…
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