「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

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  1. あの時代
  2. 120 view

本当の気持ち21

綾女の風邪は左近にうつることなく、治った。いくらか細くなった体を動かしてみて、綾女は服の違和感に気がついた。腰は確かに細くなったが、胸は変わらない。背中…

  1. あの時代
  2. 142 view

本当の気持ち22

「左近、お前も苦労するな」蘭丸の声に左近は涼しげな表情で返した。「なに、押して駄目なら引いてみる。それだけのことだ」「図ったのか」「初めのうちは…

  1. あの時代
  2. 132 view

本当の気持ち23

あれから幾夜たったことだろう。いつの間にか綾女は左近の背中にくっついて眠るようになっていた。夜具もひとつしか敷かなくなった。本当に安心しきった表情。左近…

  1. あの時代
  2. 122 view

本当の気持ち25

春の夜から、左近は綾女にしきりと酒を勧めるようになった。「なぜ私にそんなに飲ませるんだ」「俺に付き合え、と言っているのだ」左近は酒が強く、顔色も変わらない…

  1. あの時代
  2. 181 view

本当の気持ち・・完

安土の件があってから1年。綾女と左近は身も心も蕩けるような甘美な時間をともに過ごせるようになっていた。いつの間にか里人にも綾女が女であることは知れ渡っていた。…

  1. あの時代
  2. 86 view

久遠1

日が暮れかけたけもの道を、ひとり歩いている。歩くというより、小走りのような速さ。晩秋の風がその人物の髪を揺らした。「そろそろ雪の季節だな」ひとり呟く。先日…

  1. あの時代
  2. 99 view

久遠2

気の遠くなるような日々を、ただひたすら妖魔を狩ることだけを思って歩いてきた。いつの間にか季節も移ろい、世の中も変わってきた。ようやく妖魔が減り、あと1匹を残す…

  1. あの時代
  2. 119 view

残照1

綾女は再度鳳来洞を訪れていた。外はすっかり春の宵だったが、中は険悪な雰囲気の二人がいた。きっかけは左近が放った一言。「条件がある」綾女は戦慄した。「何を…

  1. あの時代
  2. 2 view

生きる9

綾女は翌朝、ゆっくりと目を覚ました。体中がだるい。のぼせと、体力の消耗が原因だった。家の中には左近の気配はなかった。もちろん、気配を消すのが綾女よりも上手…

  1. あの時代
  2. 1 view

つなぎとめて3

左近の体力が落ち着くまで、数日ふたりは空き家に滞在した。妖刀が結界になり、誰も何物も近づいてこない。ふたりが静かに癒える空間だった。眠っている綾女を左近…

  1. あの時代
  2. 1 view

つなぎとめて1

欠けた月が満月に戻る。地に横たわる左近は、もうこの世の人ではない。涙を拭いて、綾女は左近に唇を重ねた。まだ少し温かい。その温もりを失いたくなくて、綾女は…

  1. あの時代
  2. 1 view

風が変わるとき

山あいの香澄の里に、遅い春が訪れた。桜が満開になり、早く咲いた木からは早くも花びらが舞いはじめている。その若木の下に少女が立ち、花びらを見つめている。「誰?…

  1. あの時代
  2. 1 view

夫婦になるまで5

ずっと引っかかっていることがある。左近は安土以来、思い出したかのように「夫婦」と言うが、綾女に向かってはっきりと言ってはいない。だから綾女もどう返したら…

  1. あの時代
  2. 1 view

夫婦になるまで2

左近が目覚めると、日はずいぶん高く上がっているようだった。「今のところ、あやかしの気配はないが・・・」「今のうちに少し動いておくか」2人はさらに山中…

  1. あの時代
  2. 1 view

夫婦になるまで1

あたり一面が焦げ臭い。辛くも死を免れた綾女と左近。体に傷はあるが、深いものはない。「行こうか」「ああ」香澄、日向、葉隠、どこの里ももう存在しない…

  1. あの時代
  2. 1 view

花7

共寝をした翌朝。愛おしさでいっぱいな左近は、ゆったりと深く綾女を愛した。綾女も心のたがを解き放ち、左近に甘えていた。ふたりとも満たされた気持ちで抱き合って眠…

  1. あの時代
  2. 1 view

花6

左近は極秘で綾女と医師の診断を受けた。「何の心配もありません。おふたりとも健康でいつ子ができてもおかしくありませんよ」「だがこうして・・」左近の言葉をさえ…

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