「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。
綾女は肩に冷気を感じ、布団をかけようとした。暖かい手が綾女の肩を抱く。肌に直接触れる手。綾女が頬を摺り寄せたところからは鼓動が聞こえた。ふと目を開ける。目の…
しばらくして下腹部の痛みも治まり、綾女は起き上がった。ゆっくりと着替えを始める。洗面所で顔を洗っていると、キッチンからいい匂いがしてきた。「あ、起きたか」「…
京都の夏は溶けるように暑い。でも受験生には関係ない。綾女は予備校に通ったり図書館に連日通い続け、猛勉強をしていた。「左近、おはよう」ちゅっ「左近、行って…
夏が終わり、朝晩の空気がだんだん冷えてきた。綾女の推薦枠が決まった。第1志望の大学。でもまだ気は抜けなかった。11月下旬試験日。論文と面接だったが、綾女…
綾女ははっと気がついた。「いけない、左近」台所からいい匂いがしている。「起きたか。まだ寝ていろ」「私、倒れちゃったの?」「そうだな。30分くらい寝てい…
二人は食事を摂っていた。「おいしい」綾女が美味しそうに食べる。左近は微笑みながら綾女を見つめていた。「綾女のベッドの周りには俺がたくさんいるな」写真立て…
朝5時。綾女はしっかりと覚醒した。「よく寝たなぁ」久しぶりにぐっすり眠れた。左近が色々してくれたんだっけ。自分の隣にひとり分のぬくもりがあった。もしかして…
「いやっ」続きはこちらからどうぞ…
ふと時計を見ると7時だった。甘い余韻に浸りつつ、二人は別々にお風呂に入った。「左近、今回はいつまでいられるの?」暖房をつけた部屋。コタツに入った綾女は聞い…
黙って窓を見ている左近の視線を追う。白く曇った窓ガラスの向こうに、何か白いものが見えた。「あ」綾女が立ち上がり、寒い中窓を開けた。「雪よ、雪」「本当だ…
カラランッグラスの中の氷が音を立てた。「アイスコーヒー、もう1杯飲む?」食器を下げながら綾女が声をかける。「ああ、もらえるか」世間は今日…
紅葉が深まるころ、綾女は産休に入った。最近は腰を痛がる。「綾女、腰をマッサージしようか」「ありがとう、助かるわ」おなかが急に大きくなり下がってきたの…
梅雨の走りか、雨が多くなってきた。「左近、おはよう。うふふ」シャワーを浴びた俺に綾女が近寄ってきた。棒を見せる。「あ、これは」妊娠検査薬。しっか…
家の窓から、安土の桜が見える。ここ数日暖かい日が続いたためか、遠目からもうっすらピンク色に染まって開花し始めていることが見てわかる。桜の時期といえど、朝晩の…
「わぁ、かわいい」佳代が女の子を産んだ。綾女は佳代につききりで話を聞いたり、赤ちゃんの世話を手伝ったりしている。「かわいいわね、美人さんね。佳代さんに似…
オフの日の左近はたいてい寝ている。そう、今日も例外なく寝ている。長い髪が枕の上に文様を作り、髪からうなじ、肩にかけてもいく筋か流れている。鍛えられた背中の筋…
蓬莱洞に着き、中に入る。改めて中を見渡すと、寝袋を並べれば二人でも寝られる広さだった。「これならテントを設営しなくても済む広さだな」綾女は迷った。着替え…
綾女の誕生日。二十代に入った。「おめでとう。これでお酒が公然と飲めるな」「あまり飲めないわよ」「外でも飲めるということだ」誕生日にプロポーズ…
「できた」ノースリーブのタートルネックワンピースを編み上げた綾女。かわいらしいピンクの春色。「見て見て、左近。どう?」ひらりと左近の前に舞い降りる。…
お酒を飲みすぎた綾女。喉の渇きにふと目を覚ました。続きはこちらからどうぞ…
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