「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。
それ以来、綾女は左近と口を利かなくなった。夜もリビングのソファで寝ている。たまりかねた左近は、恥を晒すのを覚悟で蘭丸に聞いてみた。「拒否されたのに突っ走ったと…
4月20日。左近の誕生日。当の左近は昨日から研究室に泊まりこみ、昼頃帰ってくる予定だった。綾女は朝からそうじ洗濯をしている。キッチンではシチューを煮込んでい…
「ただいま」左近が帰ってきた。あわてて服をしまったので、綾女は指を挟んでしまった。「痛!」左近がその声を聞きつけて、綾女の部屋に入ってきた。綾女は服を無…
夕方になり、綾女は食事のセッティングをした。左近はまだ眠っている。「左近、ご飯できたよ」左近に声をかける。「キスしてくれないと起きない」目を閉じたまま左…
やっぱり。シャワーを浴びた綾女は、佳代が持ってきたベビードールを身につけた。下は紐状である。ほとんど透けており、体のラインがはっきりとわかる。「恥ずかしいけ…
「綾女」続きはこちらからどうぞ…
左近、安土に出張中。6月に入り、だいぶ汗ばむ陽気になってきた。左近は屈んでいた体を伸ばし、天をあおいだ。この場所で綾女に出会い、告白し、永遠の愛を誓った。…
左近のいない夏が過ぎていく。綾女は夏休み中、実家に帰っていた。「ただいま」春以来の我が家。15歳まで育った家。「あら、綾女ちゃん、おかえり」兄進之助の…
送り出した綾女は父に連絡を取った。まだ帰れないという父に手短に状況を伝え、雪乃の部屋から荷物を出した。かなりの量だ。車庫に行くと車はなく、兄の単車だけがあった…
家に帰ると父が帰ってきていた。「生まれたか」「とてもかわいい女の子。明日また行くから、お父さんもどう?」母が夕食の支度をしながら言った。「孫か。私はお爺…
家に帰ると、父親が綾女をやさしく出迎えた。近くに住んでいる叔母の佳代も来ていた。「左近の父です。これは私の妹の佳代」「こんばんは、佳代です。左近から話を聞い…
ふと目をあげると夕焼けがきれいだった。綾女はベランダのサッシを開け、サンダルを履いて外に出た。「おいで、夕焼けがきれいよ」綾女に似た女の子が声に誘われ、歩…
家の窓から、安土の桜が見える。ここ数日暖かい日が続いたためか、遠目からもうっすらピンク色に染まって開花し始めていることが見てわかる。桜の時期といえど、朝晩の…
カラランッグラスの中の氷が音を立てた。「アイスコーヒー、もう1杯飲む?」食器を下げながら綾女が声をかける。「ああ、もらえるか」世間は今日…
梅雨の走りか、雨が多くなってきた。「左近、おはよう。うふふ」シャワーを浴びた俺に綾女が近寄ってきた。棒を見せる。「あ、これは」妊娠検査薬。しっか…
2時間の時が過ぎ、二人は白川郷を出た。綾女は格段に色気が増していたが、少しよたよたしていた。まわりの男どもが綾女を見る。「ねぇ、私の歩き方って変?見られ…
綾女は左近の手が好き。ひとまわり大きく、綾女の手をすっぽり包み込む。少し乾いた暖かい手。その手に引きこまれると、左近の体が綾女を包み込む。ホッとして安心できる場…
今朝は久しぶりの晴天。梅雨の晴れ間という奴だ。あの時と同じ季節。綾女が俺のもとを去ってから幾年たっただろうか。6月はジューンブライドとかで結婚式が立て続け…
別室で佳代は綾女の身体を見て息を呑んだ。打撲痕が数ヶ所もある。いずれも服に隠れて見えないところにあった。治りかけのものもあれば、つい最近ついたと思われるものま…
「ただいま」左近が帰ってきた。梓の顔が嬉しそうに輝き、玄関へ走っていく。「パパー!」「梓、ただいま。しばらく会わない間にちょっと重くなったな」左近は片腕…
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