汗をにじませた綾女の体を、左近が丁寧に舐めていった。そのつど反応する体。左近の指は綾女の中に入り、愛撫を施していた。初めは痛がった綾女も、今はすっかりほぐれて甘い声を上げている。
「ああ、左近・・いや・・」
「綾女」
綾女の内腿はすっかり濡れそぼり、左近の手首まで滴が伝っていた。左近は潜らせる指を3本に増やし、肉襞を軽くこすった。
「あ!」
高い叫びとともに綾女の体は波打ち、達した。潤んだ瞳、赤く紅を引いたような唇。その唇から漏れるかぐわしい息。
「綾女、もう我慢できそうもない・・・」
掠れた声で左近は言った。
左近は綾女の真っ白な太ももを広げ、濡れそぼったそこに己をゆっくり沈めていった。十分にほぐれていたがやはり痛みが綾女を襲った。
「痛・・あ・・」
溶けるように熱い綾女の中。左近は思わず爆ぜそうになったが懸命に押さえ込んだ。やっとひとつになれた喜びが左近を襲った。
「痛いか?」
綾女はぎゅっと閉じていた目を開けて、左近を見上げた。ゆっくりかぶりを振る。左近は綾女に唇を重ねた。そして抱きしめる。
「左近が・・好き・・」
左近の耳元で綾女が囁いた。やっと自分の気持ちがわかった。自分も左近を求めていたのだ。なぜ、今まで認めようとしなかったんだろう。
左近がゆっくり動き始めた。繋がっているところから快感が全身に広がっていく。浅く深く、えぐるように深く左近は綾女を愛した。
「あ、もう、だめ・・!」
左近の背中にまわした綾女の指が爪を立てた。左近はその痛みに己の想いを綾女の中に放った。その瞬間、綾女は熱い体液を感じて達した。綾女の中で熱い液体は溶け、混ざり、綾女はそれを吸い取ろうと激しく収縮した。
やがて弛緩した二人は重なり合った。口付けを交わす。
「左近、私は自分の気持ちに気がつけてよかった。遅すぎなくてよかった」
「綾女」
左近は綾女をそっと抱きしめた。愛している・・。この想いを伝えられてよかった・・。
残照5へ行く
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