左近に会いたかったのだ、私は・・
左近の指が綾女の背中を優しく撫でた。綾女はぴくんと体を震わせた。左近の触れるところから熱が生まれ、体の芯に灯がともっていく。
先ほどまで冷えていた体は汗ばむほどに上気している。
シュル・・・
左近も帯を解き、二人とも生まれたままの姿になる。
左近を受け入れた綾女の体は、美しくしなって絹のような髪を揺らす。見上げる左近の目には、綾女の双乳が揺れ動き、淫らに腰を動かす女が映った。
二人が繋がっているところからは水音が響き、甘い吐息と喘ぎが二人の心情を助長していた。左近が腰を突き上げるたび、綾女は甘い声を上げる。
「あ、だめ、私、私っ・・・あん!」
左近の強い突き上げで綾女は達した。肉襞が左近を締め付け、左近は熱いほとばしりを綾女の中に注ぎ込む。その熱さで綾女は再び達した。
ジュプ・・・
「あ、あふぅん」
強張りが解けたモノを左近が綾女から抜こうとすると、綾女の甘い声で再び屹立してしまった。
「綾女、俺はまだ鎮まりそうにない」
「うん…」
綾女は恥ずかしそうに顔を赤らめた。
綾女の後ろからまた沈めていく。空いた手で綾女の乳房を揉むと、以前より重量感が増していた。
「また、大きくなったか」
綾女の耳元で囁くと、くすぐったそうに綾女が首をすくめた。
夜が白々と明け始める。
寒気はいっそう増していたが、二人には心地よささえ感じられていた。
「はぁっ…」
夜通し啼かされ続けてきた綾女の声は少し嗄れていた。ひときわ体を震わせると、そのまま夜具の上に倒れ、意識を失った。もう体力の限界だった。
対する左近は少々の疲れはあったが、体力を温存していた。やはりここは経験の差なのだろう。
「ふっ」
額に汗をにじませ、左近は綾女から己を抜いた。我ながら苦笑するほどの量が綾女からあふれ出てきた。
・・もう俺は、お前なくしてはいられぬな・・
綾女を抱いて湯に浸かる。そうしなければならないほどの二人だった。しなだれかかる綾女。冷えていた体がゆっくり温まりはじめる。無意識か、綾女が左近に擦り寄った。
戦いの最中での厳しい顔はなく、素直に好きな男へ甘える顔はただただ愛おしい存在だった。まだ大人になりきれていない、どこかあどけなさが残る少女。
「お前もこんな顔をするのだな」
左近は優しく抱きしめた。
本当の気持ち15へ行く
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