「のぼせたか?」
岩に覆いかぶさっている綾女を覗き込む。達したばかりの綾女は左近から顔を背けた。顔を見られたら、今していたことがわかってしまう。今でも内腿にはその名残がぬめっているのに、左近がそばに来たことで新たな蜜が流れた。
「綾女?」
左近は綾女の頬を両手ではさみ。顔を自分のほうに向けた。赤い唇、熱のこもった潤んだ瞳。熱い吐息。汗ばんだ肌。左近には、綾女が何をしていたかわかっていた。ここに来るまで、途切れ途切れに甘い悲鳴が聞こえ、自分を呼んでいたからだ。
「俺を呼んだか?」
綾女は左近から目をそらせた。こんなに近くに左近を感じている。恥ずかしかった。
「少し、のぼせただけ・・もう出る」
左近の指が綾女の顔のラインをなぞった。それだけで綾女は体が火照るのを感じた。綾女の瞳が濡れて、左近を見つめる。女としての色気が立ち上った。
「きれいだ、綾女」
たまらず左近は、綾女に唇を重ねた。二人の唾液が混ざり合う。左近は綾女の髪を撫で、その延長にある細い腰にたどり着いた。綾女の手が、左近の逞しい肩をつかむ。唇の愛撫は激しくなるばかりだった。
左近が綾女の引き締まったお尻をつかんだ。
「んんっ」
左近は舌を絡ませたままゆっくりとお尻をもんだ。綾女は苦しそうに左近から離れようとした。たっぷりの唾液が糸を引き、二人の唇が離れる。
「綾女」
左近が優しげな表情をして呼ぶ。そして綾女の首筋を吸った。優しくついばみ、鎖骨へ、その下にある乳房へ・・。手は綾女のなだらかな腹部を撫で上げながら、乳房に達した。すでに綾女の乳房の先は、左近の愛撫を待ち受けるかのように固く尖っている。
綾女はとろけるような表情で左近を見つめている。次の瞬間、甘い叫びを上げた。左近が乳首の先を擦りはじめたからだ。
シュッ、シュッ・・・
「あ、あん、あん、ああっ・・」
ああ、気持ちがいい・・
綾女は腰を震わせる。左近に触れられるだけでこんなに反応してしまう自分。
生きる8へ行く
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