「炎情」は、妖刀伝二次小説サイトです。 綾女と左近の、本編でのあの別れに納得できなくて、色々な妄想を膨らませ、ちりばめています。

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蜜10…の続き

彼の視線を浴びながら、私はゆっくり帯をほどいた。
待ちきれないように彼が私の襟に手をかける。
「ダメ、皺になる」
彼の手を押さえ、私はやんわりと拒んだ。
肌襦袢になった私を、彼は食い入るように見つめる。
シュッ
紐がほどかれ、私は彼に背を向けて、髪をほどいた。首筋に感じる、熱い息。
「焦らすなよ・・」
少し上ずった彼の声。彼の少し汗ばんだ大きな手が、肌襦袢の上から体を撫で回す。
「着けて、いないのか」
上も下も、今日はあえて着けて来なかった。浴衣のラインが崩れるのもそうだが、着けないことで彼が昂ぶるのを感じたかった。
「うん・・」
彼の上ずった声を聞いただけで、肌襦袢の上からもわかるほど胸が主張している。そして、体が火照る。
「こんなにして・・・綾女はいやらしい子だな」
その主張した尖りを、彼は襦袢の上から捏ねはじめた。意図せず、私は腰が動き、熱いぬめりが内腿を伝うのを感じた。
「ダメ、汚れちゃう」
言ったとたんに、私は彼の前に生まれたままの姿をさらした。すでに彼も下着だけだったが、私を欲して興奮しているのがわかった。
「俺の理性・・もう限界かも」
肌襦袢を皺にならないように椅子にかけると、彼は私を抱き上げ、ベッドに寝かせた。
「綾女」
「なぁに?」
「浴衣姿、すっげぇ色っぽかった。俺以外に見せるな」
首筋に食らいつきながら彼が言う。彼の舌がゆっくりと軌跡を描きながら尖った頂に達する。
「ああん!」
最大の弱点を、彼はよくわかっている。そしてこのあと私がどう反応するかも。思わずすり寄せた太ももを、彼は閉じさせまいと大きく広げる。
「恥ずかしいから、いやぁっ」
トロトロと溢れ出た蜜がシーツに達し、シミを広げていく。その様を彼は間近で見つめている。
「いつもより、敏感じゃないか?」
体中を舐めながら、彼はからかうように笑った。
「そんなこと、ないよ・・」
息も絶え絶えに私は返事をした。確かに敏感すぎる。胸を嬲られた時、軽く達してしまった。蜜も恥ずかしいほどに多い。彼の舌が、指が、息が触れるところすべて悶えるほど感じている。
欲しい・・・
体がそう訴えている。今すぐ受け入れ、思いのままに感じたい。
でも言えなかった。はしたない女だと思われそうで、プライドが許さなかった。
彼の体が離れる。目で追うと、身につけていたものを脱ぎ捨てていた。
「あーだめだ俺、我慢できない」
ギシッとベッドがきしむ。
「綾女があんまり色っぽいからだぞ。覚悟しろよ」
後ろ向きで彼を受け入れていく。欲しかったもの。体が喜び、ギュッと彼を中で締め付けた。
「はぁ・・・ん・・」
自分でも驚くほど、甘い甘い声。何度も自分を貫く熱いもの。
「すげ・・・お前の中、熔けそうなくらい熱い」
水音が部屋中に響く。彼は空いた両手を私の胸に回し、形が変わるほど揉みしだく。尖りきった頂も十分にいたぶる。
私の片足をあげ、じっくりと眺めながら彼の腰は動き続ける。
「左近、もう、も、だめ・・いきそ・・・っ」
喘ぎ声しか出ない気持ちよさの中で、やっとの思いで口にした彼の名。
「俺も・・・」
動きが大きく激しくなり、濃く熱いものが私の中を駆け巡るのを感じた。そして私の中が十分に吸い尽くしたこともわかった。
しばらくそのままで抱き合う。呼吸がだんだんと落ち着き、私たちは見つめあった。
「左近、まだ、足りなそう・・・」
「綾女も、だろ?」
私は頷いた。もっと彼が欲しかった。彼もまた、私を欲しがった。
「綾女の声、もっと聞かせてくれ」
左近の願いに応え、私はその最中に声を出してみた。もっと甘くなり、もっと嬉しく思えた。
翌朝、帰宅した私は浴衣を洗った。
「また、来年ね・・・」
きっと来年は左近の浴衣も一緒に洗っているんだろう。
何となく予感がして、私は微笑んだ。

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