片づけを済ませた綾女に左近が後ろから抱きしめた。耳のそばで囁く。
「抱きたい」
軽く左近に抱き上げられ、寝室へ行く。ベッドに並んで腰掛け、見つめあった。
どちらからともなく唇を重ねあい、舌を絡ませ、甘く噛んだりもする。左近の手が綾女の髪を解くとさらさらと流れ落ちた。
「かわいいな」
左近は額にキスをした。恥ずかしげに微笑む綾女。左近の唇が頬、首筋に流れ、鎖骨で強く吸う。
「俺のもの」
「もう・・・そこは見えるのに」
浴衣の帯が解かれ、椅子にかけられた。紐も解かれると一気に襟元が崩れた。
「あ」
とっさに胸元を隠す綾女。その手をそっとはずし、左近は襟元に手を入れた。白い肩が現れ、胸も現れた。
「つけていなかったんだな」
「うん・・・」
「嬉しいぞ」
まだ何度目かではあるが、綾女の肌はすべすべして気持ちがいい。左近は胸を大きくもんだ。
「だ・・め。強いよ・・」
少し痛みを訴えるが、左近は加減しない。いわゆるマッサージをしている。膨れた先を指で転がし、口に含み、舌でいたぶる。綾女の白い肌がうっすらと汗ばみ、桃色に染まってきた。
左近はいったん動きを止め、逞しい全身をさらした。綾女の浴衣も脱がせる。
「こっちも、つけていなかったんだな」
形のいいお尻を撫でながら左近が嬉しそうに言った。
「俺もつけていなかったよ」
「お互い様ね」
くすっと笑いあう。
ひとしきり綾女の体を味わうと、綾女は息も絶え絶えだった。何回も高みに昇りそこね、体が左近を欲しがっているのがわかった。左近も痛いほど綾女を欲しがっている。
「俺も綾女もつけていなかったから、これもつけないぞ、いいか」
「いいわ・・・来て」
お互いに向かい合い、きつい綾女の中に左近がおさまると、綾女は腰を揺らした。
「不思議・・・」
呟いてたちまち甘い顔になる。左近も腰を突き上げる。
「も、だめ、ああっ」
「くぅっ」
締め上げる綾女の中に、左近は花火を打ち上げた。
夜中過ぎまで、それは何度も続くのだった。
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打ち上げ花火…の続き
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