左近の手がストッキングを滑っていく。
パチン・・
ひとつずつ外され、するりとストッキングが落ちて足首に絡まった。
もう片方も同様に外されるが、左近の手はそのまま綾女の太ももを撫でていた。
「左近、あ、ああ」
自分でも信じられないほどの甘い声を出す綾女。うっすらと湿り気を帯びた下着を、左近の指が強めになぞる。
柱にしがみつき、ドレスの裾を捲り上げられて綾女は体を震わせた。
何もかも初めての体験。怖さと快楽とが交差する。あらぬところを触れられて、体の震えは小刻みに続いていた。
「怖いか?」
ひとつ口付けを落として、左近は優しく綾女を見つめた。すでに潤んでいる瞳。赤く色づいた唇は、濡れて艶やかだ。
「いいえ・・」
「きれいだよ、綾女」
恥ずかしそうに長い睫を伏せる綾女に、左近は見惚れていた。
ジー・・・
背中のファスナーがゆっくり下ろされ、綾女の白い肌が次第に露になっていく。やがて重力にしたがってドレスが床に落ちた。
「やっ」
とっさに胸元を隠すが、左近は片方ずつ手を取り、白い手袋を外した。綾女はガーターベルトと下着のみ身につけている。
すでにほどけた黒髪は、大きくウェーブを描いて綾女をさらに色づけている。
左近はタキシードを脱ぎ、ドレスをハンガーにかけた。
綾女を抱き上げ、そのままベッドに運ぶ。
綾女の白い肌に紅い華が散らされる。ひとつ増えるたびに、綾女は身を震わせ、甘い吐息を上げていた。
すっかり硬くなり立ち上がった蕾に、左近はやっと触れた。
「はぁん!」
綾女が反応する。今までの行為で、とうに体に火がつき、熱く濡らしていた。更なる快感に綾女はただ悶えた。
「感じやすいんだな、綾女は。いけない子だね」
左近の甘い声も、綾女を煽り立ててしまう。音を立てて蕾を舐め転がす左近。空いた手は綾女のへそを撫で、次第に太ももへ下りていく。
ガーターベルトを外し、左近は床に落とした。自らも衣服をすべて脱ぎ捨てる。ふたりの間を隔てるのは、綾女の小さな下着だけ。
それすらも・・・。
「あ、ダメ、そこはっ」
再び左近が触れると綾女は左近の手を押さえようとした。湿り気を帯びていたはずのそこは、すでに熱く潤い、布地が吸い切れないほどの蜜が内腿を光らせていた。濡れた布地はそこの形をはっきりと映し出し、また透けさせていた。
「こんなになって。気持ち悪いだろう」
下着に手をかけると綾女は抵抗した。サイドの紐を引くと簡単に下着は外れ、蜜が糸を引いた。そして下着はその役目を終える。
「見ないで・・恥ずかしい」
女の声を出し、綾女は隠そうとした。左近は太ももを割り広げ、中に顔を埋めた。
「ダメよ、左近、そこ汚いところ・・・ああん!」
こぼれ出る蜜を左近は舌で舐めとっていく。綾女は恥ずかしくて、顔を手で覆っていた。だが体は素直に反応し、蜜はとくとくと溢れ出す。
「いいんだよ、綾女。こんなに濡れるということは、気持ちがいいということなんだ。綾女の体が喜んでいることなんだ」
ぷっくりと膨れた真珠を優しいタッチで可愛がりながら、左近は綾女の表情を見ていた。指でほぐしながら、ゆっくりと中にうずめていく。
「いた・・」
緊張しているのか、かなり硬く狭い。左近はもう片方の手で豊かな乳房を揉んだ。
「あ・・ん」
コリコリと蕾を転がし、下の真珠とともに刺激を加えると、綾女の腰が揺れ動く。
「あ、やだ、変、おかしくなっちゃう!左近、いや・・・!」
びくんと体が揺れ、綾女は昇りつめた。蜜がドクンと溢れ出し、中に潜っている左近の指をきつく締め上げ、やがてゆっくり弛緩した。
「はぁ・・はぁ・・・」
涙を浮かべ、紅潮した顔で綾女は左近を見た。そのあまりの色っぽさに左近は我慢していたものが爆発しそうになり、必死にこらえた。
「今の・・何?」
「気持ちよかったんだろ?」
「・・・うん」
恥ずかしそうに綾女は笑った。左近は指を抜き、臨戦態勢に入った。
「いくよ。力を抜いて」
「うん」
少し緊張した綾女だが、素直に応じた。左近の熱いものがゆっくりともぐりこんでいく。
「痛い・・」
「息を吐いて、体の力を抜いてごらん」
「うん」
綾女は言われたとおり深呼吸をした。併せて左近はすべてを中におさめた。
「熱いな、綾女の中」
「んもう、エッチ」
綾女が可愛く睨む。左近はたまらなくなって腰を動かしはじめた。
「あ、待っ・・ああっ」
「すまん、痛かったか」
「ちょっとだけ・・」
左近は意識してゆっくり慣らすように動いた。はじめは眉間に皺を寄せていた綾女が、だんだんと快楽の表情に変わり、うっすらと汗ばんできている。程よく蜜も溢れ、初めの頃よりずっと馴染んできていた。
水音が部屋に響き渡り、綾女の甘い香りが漂う。
「嬉しいの・・」
「ん?」
「私、こうして左近と結ばれて、とても嬉しいのよ」
うっとりとした表情の綾女。左近はたまらなくなって綾女を抱き起こした。
「・・つっ・・」
角度と深さが変わり、綾女は一瞬声を出したが左近に抱きついてきた。
「俺も、綾女とこうなれて嬉しいよ」
ふたり見つめあう。腰はゆっくり動いており、綾女がたまらないような顔をした。
「どうした」
理由はわかっていたが、あえて聞いた。
「来そう・・さっきより大きいのが、来そうなの」
綾女が左近の逞しい肩に顔を埋める。顔を横に振り続ける。
「あ、ダメダメ、また私、ああん」
綾女の腰が激しく動いた。左近を中で締め付けている。
「あっあっあっ・・ん!!!んっ!」
左近の背中に綾女の爪が立てられる。体がビクビクと震え、やがて綾女の手が左近から離れた。倒れそうになる綾女を左近は抱きかかえ、そっとベッドに横たえる。とろんとした顔の綾女。
「わかるか?」
「え・・?」
達したばかりの綾女が気だるそうに左近を見た。左近はまだつながっているそこを揺らした。
「ダメ、そこ敏感・・」
「イッたんだよ。気持ちよかったんだろ」
「うん・・気持ちよくって・・」
「今度は俺と気持ちよくなろうな」
「あ、ごめんなさい、私だけ・・」
左近は優しく微笑んで、動きはじめた。すっかりほぐれた綾女の中はネットリとからみつき、まことに気持ちがよい。
「すごいな、綾女。絡みついて俺を離さないぞ」
「エッチなこと言わないでっ・・あんっ」
綾女の顔がまた変わった。ふたりでゆっくり昇りつめていく。
「左近、私また、イキそう・・」
「一緒に、な」
綾女の腰がビクンと跳ね、中の左近を締め付ける。同時に左近は最奥を突き、熱いものを放った。
「ああああ・・・・・」
「綾女ぇぇl!」
ふたりの声が重なり、消えていく。綾女は左近の想いを吸い尽くしたことを感じていた。
汗びっしょりのふたり。紅潮した顔。しっかりと抱き合い、綾女の乱れた前髪を整えながら左近は言った。
「やっと出会えた。身も心も、俺はお前のものだよ」
綾女は嬉しそうに涙ぐみ、頷いた。
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蜜37…の続き
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