左近はベッドにそっと綾女を下ろした。そのまま口付けを交わす。初めは軽くゆっくり、次第に深くなる。
「んふぅ・・」
綾女が吐息を漏らす。それは甘美な音となって左近の情欲を煽る。
やっと唇を離すと唾液が糸を引いた。綾女の瞳は熱を帯びたように潤み、唇は朱をさしたように艶やかで赤かった。やや息が荒くなっている。
左近は綾女の首筋に口を当て、ちゅ、と音を立てて吸った。赤く刻まれる所有の証。綾女の体が反応する。
「や、そこは見えちゃう」
「じゃあここならいいだろう」
左近は自分の声が掠れているのに気がついた。
綾女のバスローブを広げ、肩を出す。鎖骨が陰になっている。肩に二つ、また証が刻まれた。刻み込みながら左近はバスローブの紐をほどいた。
胸元から手を滑らせ、ゆっくりはだける。
「やぁっ」
羞恥に悶える綾女。左近は綾女をうつ伏せにした。白い背中から細い腰にかけて指を這わせると、綾女はぶるっと震えた。17歳とは思えない、女性としてのラインはすでに成熟しつつあった。綾女から甘い香りが漂う。左近は両手を使い、愛撫を施す。
「ああっ」
綾女は甘い疼きに指を噛み、声を上げまいとした。
「だめだよ、綾女の声を聞かせてくれ」
「恥ずかしいっ」
左近は片手で綾女の両手首を掴むと、綾女の頭上に上げた。脇腹や肩甲骨にも唇を這わせ、舌で愛撫していくと綾女の体がもじもじと動いた。
「あああん、はぁっ・・」
身じろぎしたとたんに綾女の秘部から水音がした。左近は綾女を仰向けにした。形のよい、大きめの乳房が揺れ動いた。綾女はとっさに隠そうとしたが、また手首を掴まれてしまった。
「いやぁっ」
すでに蕩けそうな甘い声は綾女が感じていることを示している。
左近は綾女の手首を離し、両手で柔らかなふたつの乳房を撫でた。白くて張りがあり、仰向けでも横に流れない。そしてその頂点にあるひそやかな蕾は、左近の手にこすれて赤く充血し、存在を主張し始めた。
左近は片手でその蕾をしこり、もう片方は口に含ませ甘く噛んだ。
「ああ、はぁ・・ん、ああん」
綾女が喘ぎだす。無意識にその唇から漏れ出る声は左近の行為を助長させた。
蕾をいじっていた手が綾女の膝まで下がり、次第に秘部へ這い上がってきた。
「ん?」
綾女のほとぼりは内股を濡らし、ぬるぬると左近の指を捕らえた。
「感じやすいんだな、綾女は」
荒い息の下、綾女が左近を睨む。それすら愛おしい。
「だって、左近が・・ああっ」
左近の指が綾女の真珠を探り当てた。ぷっくりと膨らんだ真珠を指先でそっと転がす。綾女の体がしなる。
「だめ、そこだめっ」
左近の指は真珠をいたぶりながら、綾女の中へ進入した。ぬぷぬぷと熱く、襞が指に絡みつく。ゆっくり進めて奥まで入れる。次に2本。さっきより締め付けがきつく、綾女の表情も苦痛が見られる。
「いやぁっ痛いわっ」
左近は指をそのままにし、乳房への愛撫を続けた。もちろん真珠もいたぶり続ける。綾女の中は次第にほぐれ、ひくひくと動き、左近の指をほしがるようだった。左近は襞の壁を優しく愛撫する。次第に綾女は息を荒げてきた。
「左近、だめ。私おかしくなりそう」
甘い声が半べそをかいたように聞こえる。
「気持ちがいいときはイクって言うんだ」
左近の指の愛撫で水音は激しくなってきた。襞がどんどん指を締め付ける。
「私、私、イク、イッちゃう!」
綾女の体が痙攣し、しなった。何度か痙攣を繰り返し、綾女は力が抜けたように横たわった。
「イッたな」
綾女は恥ずかしそうに笑った。顔を両手で隠す。
「お前の姿を見ていたら、俺はもう我慢できない。挿れていいか?」
左近のそれは指とはあまりにも違いすぎた。綾女は怯える。
「初めは痛いかもしれない」
左近の言葉は否応なく綾女に覚悟させた。左近は手馴れた動作ですばやくゴムをつけ、綾女の入り口に当てた。ぬるぬるとこすりあげ、ゆっくり侵入を始めた。左近は痛みが紛らわせるようにと乳首への愛撫を丹念に施す。綾女の体にまた火がつき、腰がうねり始めた。その流れにゆっくり沿うように、左近は中へ進んでいく。
「痛・・」
かすかに綾女が叫ぶ。直後、根元まで綾女は左近を受け入れた。
「全部入ったよ」
「本当に?嬉しい」
本当は体が引き裂かれるかのように痛みが激しかった。出血もしているに違いない。左近はゆっくり動いた。左近が少し抜くと、綾女の破瓜の血がまとわりついていた。馴染むまでしばらくそのままにし、綾女の唇から甘い吐息を吸い取る。
下腹部の痛みはズキズキからジンジンへと変わり、やがてその痛みが治まると、違和感だけが残った。
「もう大丈夫みたい」
「どんな感じだ?」
「栓されているみたい」
左近はくすっと笑った。そしてすぐに甘い精悍な顔に戻ると腰をゆっくり動かし始めた。襞との摩擦から快感が生まれる。綾女は左近の顔に見とれていた。
左近は私を抱く時、こんな顔をするのね・・・。
その想いは体の熱となり、下腹部の快感を生み出した。左近は綾女の真っ白な太ももに手をかけ、割り広げる。
「私、いやらしい」
「何が?」
「こんなに足を広げて左近と気持ちよくなってる私、いやらしい」
「それが綾女の中の女だ」
左近が奥に突き入れる。
「あんっ」
気持ちいい・・・もっと、もっと・・・
綾女の中の女が叫ぶ。左近がほしいと。
「左近、左近」
うわごとのように愛する男の名前を呼び続ける。言うことで快楽は倍増された。左近は腰から溶けるような感覚に襲われた。
「綾女っいくぞ!」
「だめぇっいっちゃうん!」
綾女が達するとともに、最奥に突き入れ、左近は白濁した想いを一気に放出した。何度も何度も想いを放ち、やがてゆっくり抜いた。ゆっくりゴムを外すと我ながら驚くほどの量がたまっていた。
「左近、それ」
綾女の目に触れないように片付けようとしたが、気づかれてしまった。
「着けてくれてたの」
「当たり前だろう」
綾女にキスをする。
「今は、な」
綾女は顔を赤らめた。今はって・・。じゃあ・・・。
左近は優しく綾女の体を拭いた。特に秘部は丁寧にいたわった。
「ありがと・・」
綾女は疲れて、そのまま寝入ってしまった。
・・愛おしいよ、綾女・・
左近は布団をかけ、綾女を抱きしめて眠った。
春の宵5へ行く
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